2017年1月30日月曜日

日本とは(2):ロケット技術の実力(1) このところ続く様々な種類のロケット打ち上げの謎?

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 日本は明確に防衛力増強に走っている。
 防衛力といえば通りがいいが、軍事力増強である。
 これに対して国民から大きな反対が起きていない。
 逆に容認する姿勢がみてとれる。
 たとえば5兆円を超える国防費が計上されるに静かなものである。
 数年前なら「軍拡反対、社会保障に回せ」と叫んでいたのであるが。
 なぜこうもゴロンと変わってしまったかといえば、やはり中国の脅威が「そこにある危機」として国民の肌にしみこみつつあるからであろう。
 中国は経済的零落を、軍事攻勢で取り返そうとしていると思われている。
 日本はこの中国のあからさまな圧力をうまく使って、これまではできなかった、あるいは批判と非難にさらされて手を染めることにためらいがあったことを、軍事強化をチャンスとばかりに乗り出している。
 このところの続く特殊なロケット打ち上げのニュースは明らかにそのことを示している。


サーチナニュース 2017-01-28 15:12
http://news.searchina.net/id/1628121?page=1

いつか軍事に転用するのでは
・・・日本のロケット技術を軽視するな=中国

 中国では日本の宇宙開発にかかわる技術がいつか軍事に転用されるのではないかと警戒する声がある。
 中国メディアの今日頭条は26日、日本の最新兵器に関する技術力は「決して軽視することができない」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日本は液体燃料のロケットで重さ10トンの人工衛星を高度300キロメートルまで優に打ち上げることができると主張。
 重さ200キログラムの人工衛星を高度300キロメートルまで打ち上げることができれば、その技術を弾道ミサイルに転用した場合に、世界のあらゆる場所を狙うことが可能であることを意味すると主張した。

 続けて、日本は固体燃料によるロケットでも同様に1.5トンの人工衛星を高度300キロまで打ち上げることができると主張。
 日本は固体燃料ロケットでも弾道ミサイルを作ることができるとしたうえで、日本のロケット技術はすでに世界最先端の水準にあると伝え、つまり米国や中国に匹敵する水準にあると論じた。

 また、日本のロケット技術の高さについて韓国を比較対象としたうえで、韓国はロケット打ち上げに米国の支援が必要であり、高度300キロまで独力で打ち上げることができないと指摘。
 一定の工業力を持つ韓国ですら日本の水準には到底及ばないのが現状であることを伝えた。

 さらに記事は、
 「日本は決意さえすれば、いつでも大陸間弾道ミサイルを開発できる」
とし、問題は日本が核弾頭を製造できるかどうかであると主張。
 これについては「日本は6カ月もあれば核弾頭を製造できる能力があるとの分析がある」と主張し、しかも日本は核弾頭を製造するうえで必要になるウランやプルトニウムも国内に保有していると伝え、日本の最新兵器に関する技術力を「決して軽視してはならない」と論じている。



サーチナニュース 2017-03-20 10:12
http://news.searchina.net/id/1631633?page=1

警戒すべき! 
日本は大陸間弾道ミサイルも核兵器も作れる=中国報道

 「大陸間弾道ミサイル」はその名のとおり、大洋に隔てられた大陸間を飛翔できる弾道ミサイルのことだ。2015年時点でこのミサイルを保有しているのは米国、ロシア、中国の3カ国となっている。
 また、インドや北朝鮮も大陸間弾道ミサイルの開発を進めている。

 中国メディアの今日頭条が17日付で掲載した記事は、もし将来的に日本を刺激する大きな事件が生じれば、日本は大陸間弾道ミサイルを製造する可能性が高いと主張し、中国は警戒すべきであると論じている。

 記事は、現在日本はカーボン複合材料技術の開発に取り組んでいるが、これは弾道ミサイルが「大気圏再突入」する際に生じる空力加熱問題に対処するためであると説明。
 また、ある軍事専門家は
 「日本は現在有しているロケット技術を基礎として弾道ミサイルを開発する能力がある」
と見ていると紹介した。

 さらに純粋に技術的な観点から分析すれば、日本は現在有しているロケット技術だけで短距離弾道ミサイルを製造できるだけでなく、大陸間弾道ミサイルさえも開発できるだろうと指摘。
 また、このミサイルが種子島宇宙センターと鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から発射されるなら、その威力は相当なものになるだろうと論じた。

 「もし将来日本を刺激する大きな事件」が具体的に何を意味するかを正確に推し量るすべはないが、中国では「日本には核兵器や弾道ミサイルを開発するだけの能力がある」と主張し、警戒を呼びかける声が根強く存在する。
 中国としては、過去に日本に侵略されただけあって日本が何を言っても信用できないというのが本音なのかも知れない。




【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】




●世界最小級ロケット失敗=JAXA「SS520」4号機
ニュース映像センター時事通信 Published on Jan 15, 2017




●初の防衛通信衛星打ち上げ H2Aロケット、種子島
KYODO NEWS 【共同通信社】 Jan 24, 2017
防衛省が初めて運用する通信衛星「きらめき2号」が24日午後4時44分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット32号機で打ち上げられた。衛星は予定された軌道に入り、打ち上げは成功した。

【予備】

●JAXA打ち上げ予定 情報収集衛星レーダ5号機を3月に打ち上げへ
Published on Jan 27, 2017

JAXAの打ち上げ予定では、2017年は例年になく多くの衛星を打ち上げるようです。 今年3月16日にはH-IIAロケットで「情報収集衛星レーダ5号機」を軌道にのせます。情報収集衛星には光学センサーで地上を撮影する「光学衛星」とレーダーで地表を走査する「レーダー衛星」があります。




●イプシロン2号打ち上げ 放射線調べる衛星を搭載(16/12/20)
2016/12/20 に公開




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