2017年6月6日火曜日

「なぜ日本だけは中国人旅行客の減少を恐れないのか」:中国人旅行客に依存しない姿勢

_


サーチナニュース 2017-06-05 16:26
http://news.searchina.net/id/1637098?page=1

中国人旅行客の消費の変化、
その速さは「日本企業の想定以上」=中国報道

 観光庁の訪日外国人消費動向調査によれば、平成29年1-3月期における中国人旅行客の1人あたりの旅行支出額は前年比14.9%減となった。
 だが、中国人旅行客の数自体は増えているとおり、訪日目的が買い物から他のことへと変化していると言えよう。

 中国人旅行客による「爆買い」が話題になったのはすでに過去のことだ。
 中国人が日本に旅行に行く友人や親戚などにお金を託し、買い物を頼んでいたということも爆買いにつながった要因だが、最近はこのような「代理購入」も減ってきているという。

 中国メディアの新華社は4日、新宿の大手家電量販店で働く中国人の見解として、「爆買いはまだ健在だが、往年に比べて明らかに衰えた」と伝えつつ、日本を訪れる中国人旅行客は「買い物」より、「体験」をより重視するようになっていると伝えている。

 記事は、新宿や銀座、渋谷などの繁華街では「購入した商品を両手いっぱいに持って歩く中国人の姿」はもうあまり見られなくなり、商業施設でも免税カウンターに列ができることはなくなったと紹介。
 一方で、近年は寿司を食べること、お花見をすること、和服を着ること、美容院に行くことなど、「何かを体験する」ために訪日する中国人が増えていると紹介した。

 続けて、中国人旅行客の消費の変化の速さは「多くの日本企業にとって想定以上だった」と伝える一方、日本政府が通訳案内士の資格を持たない者にも有償でガイドすることを解禁したことに、一部では「闇ガイド」がさらに増加し、日本の観光ガイドのサービス満足度が大きく低下する恐れがあるとの声が上がっていることを伝えた。



サーチナニュース 2017-06-06 14:12
http://news.searchina.net/id/1637171?page=1

中国人客の減少に怯える韓国と台湾、
「なぜ日本だけは怯えないのか」=中国報道

 中国人旅行客による旺盛な消費は日本や韓国をはじめ、世界中に大きな恩恵をもたらしている。
 中国政府にとって今や中国人旅行客の存在は政治や外交のカードの1つだ。
 事実、高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」配備を決めた韓国や、中国と距離を置く姿勢を貫く台湾に対し、中国政府は旅行客の数を絞る措置を打ち出しており、韓国や台湾では旅行客によって潤っていた旅行産業や小売業が大打撃を受けている。

 また、中国は日本との関係が悪化した際も同様に、中国国内の旅行代理店に対して日本への旅行商品を取り扱わないよう通達を出し、日本でも小売業や宿泊業が打撃を受けたことは記憶に新しい。

 中国メディアの観察者は5日、中国人旅行客が減少している韓国や台湾は中国との関係悪化に怯えていると伝える一方、
 「なぜ日本だけは中国人旅行客の減少を恐れないのか」
と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、中国との関係が微妙になった韓国や台湾では中国人旅行客が激減しており、それによって営業停止に追い込まれる商業施設が相次いでいることを紹介。
 台湾には中国人だけをターゲットにした小売店が140−160社ほどあるものの、すでに40−50社は営業停止となっていることを指摘し、「2017年末までには100社が営業停止となる」見込みだと伝えた。

 さらに、台湾の旅行業界の関係者の話として、「中国人旅行客に依存してきたホテルやバス会社、小売店の多くが倒産に追い込まれている」と伝え、倒産まで追い込まれていなくとも、売り上げが激減しているのは共通であり、台湾の旅行業界は総悲観の状況であると紹介した。

 韓国や台湾と同様に、中国人旅行客の消費は日本経済にとって非常に重要だ。
 だが、日本が中国人旅行客の減少を過度に恐れていない理由としては、日本と中国が尖閣問題をめぐって関係が緊張した際、中国政府が日本への報復措置として中国人旅行客の渡航を制限したという過去があり、
 日本国内では「中国人旅行客に依存するということは大きなリスク」という認識があるため
ではないだろうか。



Record china配信日時:2017年6月6日(火) 17時10分
http://www.recordchina.co.jp/b180277-s0-c30.html

京都市のホテルの外国人宿泊者割合が過去最高、
2位は中国人、1位は?―華字メディア

 2017年6月5日、華字メディア・日本新華僑報網は、今年4月に京都市のホテルに宿泊した外国人観光客の割合が過去最高を記録したと伝えた。

 同市観光協会などが先日発表した統計によると、4月に同市内のホテル35軒に宿泊した外国人観光客の数が、全宿泊客数の50.9%と過半数を占め、2014年に統計を取り始めて以降で過去最高になった。
 これまでの最高は昨年4月に記録した45.6%だった。

 国・地域別でみると、
 米国人が外国人宿泊者の14.8%を占めて最多となり、
 中国本土の宿泊客が14.5%で続いた。
 また、台湾人が13.3%、
 オーストラリア人が6.6%、
 英国人が6.1%
となっている。

 4月に外国人観光客が増えた背景には、欧米のイースター休暇と重なったことのほか、今年は桜の開花が遅れ、4月に入ってから見ごろを迎えたことがあるようだ。



Record china配信日時:2017年6月6日(火) 13時0分
http://www.recordchina.co.jp/b180255-s0-c20.html

クルーズ船での来日外国人、過去最高の200万人
「中国人の増加が寄与」―日本華字紙

 2017年6月5日、日本華字紙の新華僑報によると、国土交通省は2日、16年にクルーズ船で日本を訪れた外国人旅行者が前年比78.5%増の199万2000人で過去最高だったと発表した。
 中国人観光客の増加が寄与した。
 中国新聞網が伝えた。

 日本へのクルーズ船の寄港回数は延べ563回。
 3年連続で過去最高を更新した。
 日本政府は「20年にクルーズ船による来日観光客500万人達成」を目標に掲げている。

 一方、韓国・亜洲経済によると、韓国の仁川港湾公社は5日、今年1〜5月に中国から仁川港への定期フェリー利用者は24万4500人にとどまり、前年同期に比べて34.2%(37万1425人)減少したと発表した。
 在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する反発が影響した。
 特に天津航路の利用者は前年同期の半分以下に減った。
 大型フェリーで韓国を訪れた中国人は2万3653人で、前年同期に比べて21.5%減少した。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任により、THAAD配備に変化が起きるとの期待もあるが、中韓関係の今後を含め先行きは不透明だ。


Record china配信日時:2017年6月24日(土) 23時10分
http://www.recordchina.co.jp/b180840-s0-c30.html

韓国人が中国旅行をボイコット?
日本旅行が増加―米メディア

 2017年6月23日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事
 「韓国人観光客、中国制裁を開始=日本旅行に転換」
を掲載した。

 高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に伴う中韓の対立が続いている。
 中国による韓国への制裁が話題となってきたが、
 「ここにきて韓国市民も自発的な中国“制裁”を始めたようだ」
と記事は伝えている。
 韓国MODE旅行社の統計によると、
 今年5月、中国に向かう韓国人旅行者の数は前年同月比「マイナス42%」と大きな落ち込みを示しているそうだ。

 その代わりの旅行先として浮上したのが日本だ。
 日本政府観光局(JNTO)の統計によると、
 今年5月に日本を訪問した韓国人旅行客は約56万人、前年同月比「85%増」という急成長だ。
 中国人を上回り訪日観光客の国別トップの座に就いた
 MODE旅行社関係者は
 「THAAD問題の影響で、人気の訪問先は中国から日本に変わった」
とコメントしているという







_