2017年6月15日木曜日

韓国上場株式の1/3は外国人が保有:内4割はアメリカ’系

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6/14(水) 17:38配信 中央日報日本語版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000027-cnippou-kr

外国人が保有している韓国の株式、
約581兆ウォンで過去最高

 外国人が保有している韓国内上場株式の規模が約581兆2000億ウォン(約56兆8088億円)で過去最高を更新した。

 14日、金融監督院によれば、先月外国人は上場株式2兆1350億ウォンを買い越した。
 昨年12月以来、月間基準で6カ月連続買い越している。
 これを受け、外国人は韓国内上場株式の「32.9%」である581兆1730億ウォンを保有することになった。
 先月の上場債権は2兆1360億ウォンを買い越した。
 外国人が保有している全体の上場証券(株式+債権)の規模は683兆4090億ウォンで、やはり過去最高となった。

 4月に3110億ウォンを売った米国系資金が先月には1兆9660億ウォンを買い、買い越しに転じた。
 先月末を基準に
★.米国系資金が保有している韓国の株式は241兆730億ウォンで、全体外国人の41.5%を占めている。

 4月に停滞していた米国系資金が再び国内株式を買い始め、今後の証券市場の上昇に対する期待を高めている。
 証券業界では米国系資金の場合、年金基金が多く中長期的な株価上昇と年末配当を狙う長期投資の色合いが濃い資金に分類される。
 一方、英国やフランス、ルクセンブルクなど欧州系は、少数の投資家から資金を集めて運営する一種の私募ファンドであるヘッジファンド中心の短期投資資金に分類される。
 すなわち、米国系資金の流入が増えるというのは市場の長期上昇に対する期待感を高めることを意味する。

 米国系資金は2010年、約15兆ウォンの韓国株式を買い、証券市場の上昇をリードした。
 2010年初めに1600台だったKOSPI(韓国総合株価指数)指数は上昇の勢いを受け、2011年5月には2200台まで上昇した。
 しかし、2011年米国系資金は5兆ウォン台に韓国株式の買収規模を減らし、2012年には1兆ウォン台に買い越しの規模をさらに減らした。
 欧州系資金は2011年に売り越しで一貫し、外国人全体では韓国株式約10兆ウォンを売った。
 外国人資金が離脱し、KOSPI指数は2011年9月には再び1600台まで落ちたこともある。

 また、観光の証券市場はボックス圏に閉じ込められている。
 韓国のファンド資金は離脱している一方で、外国人による大規模の買収傾向が現れなかったためだ。
 米国系資金も2014年までは年間買い越しの規模が5兆ウォンにも及ばなかった。

 2015年から変化が現れた。
 米国系資金が約10兆ウォンの韓国株式を買った。
 一方、他の欧州系資金は国内株式を売り、外国人全体では約3兆5000億ウォンの売り越しを記録した。
 米国系資金は2016年にも7兆7000億ウォン分を買い、今年に入っては先月まで買収規模だけで9兆ウォンを上回る。
 今年に入って全体の外国人買収金額(9兆1360億ウォン)の大部分が米国系資金だ。







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