2017年2月3日金曜日

日本とは(4):スパーコンピュータ 実用に供される「京」、東工大新型スパコン AI性能国内トップ水準

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●世界一のスーパーコンピュータ「京」 驚異の処理能力
Published on Apr 23, 2016
2015年10月4日放送 NHK「サイエンスZERO」 防災・減災から気象、宇宙、自動車、医療や創薬のシミュレーションを紹介.



2017/02/17 17:47   【共同通信】
https://this.kiji.is/205244435905183747?c=39546741839462401

東工大が新型スパコン
AI性能、国内トップ水準

 東京工業大は17日、民間企業と合同で、新たなスーパーコンピューター「TSUBAME3.0」を開発、この夏にも運用を始めると発表した。
 既に運用中のTSUBAMEシリーズと合わせて使うと、人工知能(AI)やビッグデータ分析に必要な性能が国内トップクラスになるという。

 新しいスパコンは、従来のTSUBAMEシリーズと比べて数倍能力が向上する。
 また水と空気を利用した世界最高水準の性能を持つ冷却システムを採用。
 本体の性能が上がる一方で電気代は従来とほとんど変わらず、
冷却に必要な電力は計算に使う電力の3%程度と大幅に抑えた。



人民網日本語版配信日時:2017年2月19日(日) 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/a164154.html

中国製スパコン「天河3号」、
1時間で13億人の1万年の作業量、
年内に重要技術の進展を実現へ―中国メディア

  中国国家スパコン天津センター長補佐の孟祥飛(モン・シアンフェイ)氏は15日、中国100京級スパコン「天河3号」の研究は順調に進んでおり、年内に検証システム高性能チップ、ネットワークなどの重要技術の進展を実現する予定だと明かした。
 中国新聞網が伝えた。

 同氏によると、同センターは昨年末までに、1000以上の科学研究機関、企業、政府機関にサービスを提供した。
 スパコン「天河1号」の1日の計算任務は1400件に達し、「過飽和」の稼動状態に入っている。
 中国のスパコン分野における革新能力を維持し、応用の需要を満たすため、同センターは国防科技大学と協力し100京級スパコン「天河3号」の開発を進めている。

 孟氏は
 「『天河3号』の開発において、多くの高性能技術チップ、高速ネットワーク通信などの技術の進展を実現しなければならない。
 技術面での問題をクリアした後に、実際のスパコンでの検証を行う必要がある。
 この認証システムの重要技術の進展を年内に実現する予定だ。
 試作機は来年の年初に完成するだろう」
と話した。

 資料によると、「天河3号」の浮動小数点演算能力は10の18乗に達し、「天河1号」の200倍となる。
 1時間の作業量は、13億人の1万年の作業量に相当するということだ。

(提供/人民網日本語版・編集/YF)



人民網日本語版配信日時:2017年2月24日(金) 18時0分
http://www.recordchina.co.jp/a167098.html

スパコン「神威藍光」、省エネ性が世界一に―中国紙

  山東省計算センター(国家スパコン済南センター)党委書記、副主任の譚安輝氏は
 「トップレベルかつ複雑な水冷システムを採用したスパコン『神威藍光』が所属する計算センターは、国内外のスパコンセンターの中で最も省エネを実現している
 しかし国家特許賞技術を開発したことで、さらに12%の節電を成功し、世界記録を樹立した」
と述べた。
 科技日報が伝えた。

  譚氏と同僚らはワイヤレスセンサにより「神威藍光」の内外の気温・湿度・風速などの状況を測定した。
 集まったデータは複雑なアルゴリズムを通じ、装置内外の最も節電が可能で、装置にとって最も快適な気温を導き出す。さらに自動遠隔調整システムにより局部の熱を取り除き、最高クラスの省エネ指標を実現した。

 ペタフロップス級スパコンは、省エネ性が中心的な指標となる。
 その他のスパコンセンターで使用されているファンによる冷却と比べると、水冷システムはエネルギー消費量を40%下げることができる。
 譚氏は
 「ペタフロップス級スパコンは通常、中型原子炉1基分の電力を毎年消耗する。
 例えば米国最速のスパコン『ジャガー』は約7MWで、中国の天河1号も4MW弱だ。
 しかし神威藍光は1MWのみと極端に少なく現在の電気料金に基づき計算すると、毎日約6万元(約98万円)節約できる」
と説明した。

提供/人民網日本語版・編集/YF)



wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Green500

 Green500(グリーン500)は、世界で最もエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータを定期的にランク付けし評価するプロジェクトである[1]。
 スーパーコンピュータにおけるグリーンITの指標の1つともされ、日本では「スーパーコンピュータの省エネ性能ランキング」などと呼ばれる事もある[2]。
 Green500リストは「The Green List」とも呼ばれ、各回上位の順位、性能(MFLOPS/W、メガフロップス/ワット)、設置場所、システムは以下の通り。

■2016年11月
2016年11月に発表されたGreen500リストの上位5位は以下の通り。
1 :9,462.09 (アメリカ、NVIDIA社、DGX SATURNV)
2 :7,,453.51 (スイス、スイス国立スーパーコンピューティングセンター、Piz Daint)
3 :6,673.84 (日本、理化学研究所、Shoubu)
4 :6,051.30 (中国、無錫国立スーパーコンピュータセンター、神威太湖之光)
5 :5,806.32 (ドイツ、富士通テクノロジー・ソリューションズ本店、QPACE3)





【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】



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