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サーチナニュース 2017-02-25 08:12
http://news.searchina.net/id/1630028?page=1
日本ならではの「神車」、
軽自動車は中国でも売れるだろうか=中国
軽自動車は日本独特の規格の車であり、中国人にとっては珍しい車だといえる。
中国メディアの捜狐は23日、軽自動車は日本人にとっての「神車」であると伝え、日本で軽自動車がよく売れる理由について考察している。
記事は、日本のアニメや漫画などでも軽自動車はよく登場するため、中国人にとっても見覚えのある車だと伝えつつ、実際に日本を訪れてみると
「頻繁に目にする存在であり、日本人消費者から広く支持されていることが分かる」
と紹介した。
続けて、「角ばっていて、可愛いらしい」軽自動車は中国人消費者が自動車に求める外観とはかけ離れているとしながらも、車内空間が狭い軽自動車が日本で売れるのにはそれなりの理由があると指摘。
例えば、日本は国土が小さいため、道路も狭いと指摘し、軽自動車ならば運転が楽であり、日常的に使用するには乗りやすいとしたほか、駐車証明書が不要な場合があったり、税金が安かったりと、メリットは多いのだと紹介した。
一方で記事は、軽自動車を中国で販売した場合に、日本のように販売台数を伸ばすことができるかと言えば、それは疑問であるとし、中国人消費者は「大きく、高級そうに見える」車を求める人が多いと指摘。
また、核家族化が進んだ日本と異なり、中国では祖父母と同居している家庭も少なくないため、軽自動車では家族全員が乗れないケースが多いとし、だからこそ中国ではSUVやMPVのほうが売れるのだと伝えている。
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JB Press 2017.2.20(月) 桃田 健史
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49214
米国の嫉妬も当然?
軽自動車は「匠の技」の塊だ
新型ワゴンRがフルモデルチェンジ、
一体どこまで進化するのか
●新型ワゴンRの各モデル(筆者撮影、以下同)
先の日米首脳会談の場では直接議題になることはなかったが、トランプ大統領が自動車分野における日米の貿易不均衡に強い関心を持ち、問題視していることは確かである。
安倍晋三総理は帰国後にテレビ出演時などで、日米はいま、80年代に貿易摩擦があった状況とは大きく違い、自動車を含めた日系企業がアメリカ国内で製造拠点を持っておりアメリカでの雇用を生んでいることをアメリカ側にしっかりと説明したと語っている。
今後は、麻生副総理兼財務大臣とペンス副大統領の間で経済対話を進めるとしており、自動車分野もその中に含まれる模様だ。
自動車分野での日米間の交渉というと、TPPでの日米二国間協議を思い出す。
2013年の二国間協議で米国側が指摘したことの1つが、日本固有の車両規定だった。
アメリカ車を日本国内で販売する場合、車両の細部にわたる適合が必要だ。
それに伴う書類の作成やコストなどが非関税障壁になっている、という批判だった。
さらに、アメリカ側は軽自動車をやり玉にあげ、車両規定の見直しも要求してきた。
当時はそれを受けて「軽自動車がなくなるかもしれない」といった報道もあった。
今後、トランプ政権との交渉の中でも、
「なぜ日本でアメ車が売れないのか?」についてアメリカが再検証し、日本側に対応を求めてくる可能性は十分にある。
■新型ワゴンRがフルモデルチェンジ
こうした中、日本では軽自動車の王道であるスズキ「ワゴンR」がフルモデルチェンジした。
1993年の初代発売から数えて今回が6代目となる。
同車の累計販売台数は約440万台、現時点で市場にある保有台数は約280万台と推定される人気車種だ。
新型ワゴンRの商品特徴は大きく4つ。
(1):デザインを大幅に刷新、
(2):全モデルがマイルドハイブリッド車(発進・加速時にエンジンをモーターでアシストするハイブリッド)で、モーターのみの走行も可能に、
(3):独コンチネンタル社製の先進的な運転支援装備を搭載、
(4):軽ワゴンで最大の室内長を誇る広い室内、
である。
モデルは大きく3つ設定された。
ベースモデルの「FX」、
主力の「FZ」、
さらに斬新なボディデザインとターボエンジンが特徴の「スティングレー」だ。
価格は、廉価モデルの約108万円からスティングレー・ハイブリッド Tの約180万円までと幅広い。
燃費はリッターあたり33.4キロメートルと、軽ワゴンでは最良の数値である。
その実現のために、エンジン本体の改良に加えて、モーター付きの発電機(ISG)の出力を上げ、リチウムイオン2次電池の容量を増やした。
●最上級モデルのスティングレー
■改良による改良が重ねられている軽自動車
新型ワゴンRの走り味は見事だった。
試乗は東京の調布市周辺の一般路で行った。
主力モデル「FZ」と「スティングレー」にぞれぞれ乗ってみたが、逸品なのは「FZ」だった。
走り出してすぐに感じたのは「やさしい走り味」だ。
ステアリング操作に対するクルマ全体の動きが実に素直であり、柔軟だ。
そして安心感が高い。
これらを総合する言葉を走りながら考えたが、出てきたのは「やさしさ」だった。
車体の剛性を上げ、サスペンションの稼働幅を広げ、重量を20キログラムも軽量化。
そして、モーターで走行した時の心地良い押し出し感。
新型「ワゴンR」の良い点は「FZ」の方が分かりやすく感じることができた。
また、スティングレーを含めて圧巻はインテリアだ。
車内各部の質感は、300万円級のミニバンに匹敵すると言っても過言ではないステアリングにはカーナビやラジを装着するスイッチが装着されており、非常に使いやすい。
さらには、スピード表示などの走行情報を運転席正面の反射板で映し出す「ヘッズアップディスプレイ」を軽自動車として初めて装備するなど、軽自動車とは思えない“上質”な空間が広がっていた。
軽自動車は日常の足として使うユーザーが多いため、メーカーには細かく厳しい要望が数多く寄せられる。
しかも近年は、スズキ、ダイハツの2強にホンダがNシリーズで対抗し、三菱自動車も日産向けOEM供給で売り上げを伸ばす「デイズ」や「ルークス」を展開するなど、軽4メーカーによる競争が激しくなってきている。
そうした状況の中で各社は
ボディサイズが全長3.4メートル
×全幅1.48メートル
×全高2.0メートル、
エンジン排気量が660㏄を上限
とする車両規定のなかで、改良による改良を重ねている。
●発電機付モーター(ISG)とリチウムイオン電池は近年、高出力化と大容量化の傾向にある。近年の搭載部品の比較展示
軽自動車の技術開発は、まさに「匠の技」とも言える領域だ。
アメリカの自動車メーカーは「この価格で、どうしてここまで造り込めるのか」と思っていることだろう。
軽自動車は、アメリカ人技術者が嫉妬するような商品なのだ。
日本のユーザーにとって、軽自動車がどんどん進化するのは非常にありがたいことである。
だが、アメリカにとってはやはり「邪魔な存在」なのかもしれない。
日米首脳会談の数日後、最新型の軽自動車を運転しながら本気でそう思った。
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東洋経済オンライン 2017年02月25日 小林 敦志 :フリー編集記者
http://toyokeizai.net/articles/-/159959
スズキ「新型ワゴンR」の高すぎる販売目標
月間1.6万台を本当に達成できるのか
■初代から数えて6代目の「ワゴンR」
スズキが主力の軽自動車「ワゴンR」を2月1日にフルモデルチェンジ(全面改良)した。
1993年登場の初代から数えて6代目。
4年半ぶりに新型へ切り替わったワゴンRは3つの異なる顔つきをそろえ、発進時にモーターのみで走行できるマイルド・ハイブリッド・システムを搭載したほか、新型プラットフォーム(車台)の採用で20キログラムの軽量化を実現し、燃費は最も良いモデルでガソリン1リットル当たり33.4キロメートルを達成した。歴代モデルに負けない意欲作となっている。
一方、スズキが掲げた新型ワゴンRの月間販売目標に筆者は驚いた。
発表時のニュースリリースに太字で記載してあった「ワゴンRシリーズ全体1万6000台」の数字だ。
先代の5代目ワゴンRがデビューした2012年当時のニュースリリースを見返してみると、月間販売目標は同じく1万6000台。
ただ、同じ数字目標を掲げるには、当時と今では状況はあまりに異なっている。
初代デビュー当初のワゴンRは助手席側にしか後部ドアのないことや、当時としては珍しい背の高いボクシーなスタイルを採用。
瞬く間に人気が高まり、軽自動車の車名別新車販売ランキングのトップクラスに長らく君臨してきた。
ところが、ここ最近は販売台数の縮小が続いている。
2012年9月に登場した先代の6代目ワゴンRは初めて通年販売となった2013年こそ約18万6000台(同約1万5500台)と販売目標至近で推移したものの、2014年は17.5万台(同約1万4000台)へ低下した。
さらに年を追うごとに販売台数は縮み、2016年は約8万1000台(同約6700台)とモデル末期だったとしても、発売当初に掲げた目標の半分にまで落ち込んでいた。
代わりに台頭したのはホンダ「N-BOX」、ダイハツ「タント」、日産自動車「デイズ ルークス」、スズキ「スペーシア」などがラインナップされる、スーパーハイトワゴンだ。
子どもが車内で立てる高い室内高に、後部左右サイドドアはスライドタイプを採用するなど、現役子育て世代から見れば、リアサイドドアにヒンジ式ドアを採用するワゴンRのようなハイトワゴンに比べれば、圧倒的に使い勝手が高いことが人気の理由となっている。
現在、軽自動車市場ではN-BOXとタントが熾烈な車名別軽自動車販売ナンバー1争いを繰り広げている。
2大スーパーハイトワゴンとワゴンRの2016年の販売台数の推移を比較すると、それぞれ2倍近いほど販売台数には大きな差が出ている。
ワゴンRのほか、ハイトワゴンでライバルとなるダイハツ「ムーヴ」とホンダ「N-WGN」の2016年の販売推移を見ても、ムーヴが後半に派生モデルとなる「ムーヴ キャンバス」を追加して、全体の台数が少し持ち上がり約8500台となった。
キャンバスがムーヴシリーズのかなりのウエイトを占めていても、2大スーパーハイトワゴンには到底及ばない。
かつてはワゴンRをメインに軽自動車販売の花形であったハイトワゴンだが、往時の勢いは完全に失っているといっていいだろう。
軽自動車販売ナンバー1のホンダN-BOX。今年夏にはフルモデルチェンジを予定している
そんな軽自動車市場で、7代目ワゴンRは再び月間1万6000台のヒットをたたきき出せるのか。
2016年に軽自動車の車名別新車販売ランキングでトップに立ったN-BOXでさえ、月間平均販売は1万6000台に届いていないにもかかわらずだ。
スズキには失礼な話になるが、どれだけ新型ワゴンRの出来がよく人気モデルとなったとしても、スーパーハイトワゴンが台頭している市場環境で、月間1万6000台をコンスタントに維持するのはかなりハードルが高い。
■「行儀の悪い売り方」に戻る可能性も?
スズキがもし、無理をしてでもこの目標を達成しようと動くとしたら、自らが否定した悪習に戻る可能性もある。
思い起こされるのは2016年5月10日に行われた、スズキの決算会見。
鈴木修会長が「行儀の悪い売り方」という発言をして話題となった。
特に軽自動車で目立っている、「自社届け出(軽自動車は登録ではなく届け出になる)」の乱発による未使用中古車の大量発生を指しているものとされている。
メーカーの生産工場稼働率の維持、販売ディーラーの実績確保、メーカー間での激しい販売合戦などなど、理由を挙げればキリがないが、在庫として抱えている新車を売り先が決まっていないのに、ディーラー名義などで自ら届け出を行うことでナンバープレートを取得。
そして使わないままに中古車市場で流通させているものは「未使用中古車」と呼ばれている。
中古車市場には軽自動車だけでなく、登録車も含めて「未使用中古車」がいま大量に流通している。
2016年の軽自動車・車名別新車販売ランキングでトップ5に入ったモデルは、いずれも未使用中古車専売店もしくは、未使用中古車をメインに扱う中古車販売店の店先に数多く展示されている。
某業界事情通からは、「全体の販売台数の45%ほどが自社届け出になっているブランドもあると聞いている」などという情報も入っている。
軽自動車の販売台数争いの勝敗は、あくまでエンドユーザーへの正式な販売をベースにしているものの、ライバルメーカーの動きを探り、ライバルを蹴落とすために必要な数をしっかり自社届け出で積み増しができたかにかかっているなどと口の悪い関係者は語っているが、月によっては数百台などという僅差で販売台数争いが展開されているのを統計で見ると、メーカー間でなんらかの“探り合い”が行われているのは確かなようだ。
■販売活動に臨むための「表明」のひとつか?
スズキは2016年の年間販売台数において、目標どおり「登録車10万台販売」をクリアした。
登録車販売に力を入れる関係もあり、軽自動車では現状シェア維持程度を目標に、ここ最近は軽自動車販売のデッドヒートには積極的な参加をしてこなかったと見る向きが多かった。
2016年の年間軽自動車販売のメーカー別シェアでスズキは30.2%を維持。
トップのダイハツとは3.4%差、3位のホンダとの差は11.5%となっており、少なくとも業界2位はしばらく安泰とはいえるが、2017年1月単月だけ見れば、ホンダとの差は8.5%、2016年12月は7.8%とホンダの追い上げも激しくなっている。
需要の変化という逆風も踏まえて、スズキが新型ワゴンRの月間販売目標として1万6000台の達成を死守することを主眼に置くなら、再び「行儀の悪い売り方」を容認してもおかしくない流れにも見える。
それとも、販売目標は公表値と社内向け値で異なることも一般的には多く、軽自動車販売トップを目指して販売活動に臨むための「表明」のひとつなのか。
数カ月から半年程度でその答えが見えてくるだろう。
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【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】
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●海外の反応 『日本の軽自動車エンジンは飛行機を飛ばせる?』クラス最速記録 時速421キロ樹立、って事はF1レースに出れる軽と海外が驚愕
Published on Oct 31, 2016
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