タイが中国の潜水艦を導入するというのは前々からのニュースにあったと思うが。
それがなんで「こっそり」ということになったのだろう。
中国メデイアでは「タイへの潜水艦の売り込みに成功」という、高揚記事が何回かネットをにぎわしたはずが。
『
Record china配信日時:2017年4月26日(水) 0時30分
http://www.recordchina.co.jp/b176322-s0-c10.html
タイがこっそり中国製潜水艦を購入、
日本製から切り替え―独メディア
2017年4月25日、独国際放送ドイチェ・ヴェレによると、タイ軍事政権報道官は24日、18日の閣議承認を経て中国製潜水艦を購入したと発表した。
閣議での承認はこれまで公表されておらず、軍政が「こっそり」購入していたことが明らかになった。
参考消息網が伝えた。
計画では計3隻購入し、今回が1隻目となる。
1隻あたり135億バーツ(約430億円)。
タイ海軍報道官によると、同軍が現在所有する潜水艦4隻はいずれも日本製。
しかし、すでに運用開始から60年たっており「国の海洋利益を守るためにも、新しい潜水艦の購入が必要だった」としている。
報道官は「タイ国民には安心してほしい。今回買った潜水艦は買う価値があるものだ」としている。
』
『
朝日新聞デジタル 5/5(金) 20:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170505-00000051-asahi-int
中国製潜水艦「他国より安かった」
タイ、契約に署名
タイの軍事政権は5日、中国製潜水艦1隻を購入する契約に北京で署名した。
購入するのは「S26T」潜水艦で、価格は135億バーツ(約430億円)。
実際の配備には5、6年かかると見られている。
今後、さらに2隻を中国から購入する計画だ。
タイ海軍は、潜水艦を保有していない。
政府関係者は「周辺国も潜水艦を持っており、脅威を防いでバランスを保つためにも必要だ」とし、中国製を選んだ理由については「ほかの国に比べて安かった」としている。
ただ、「経済が停滞する中でこれだけの巨費をつぎ込む必要があるのか」との批判や、「なぜ中国製なのか」といった疑問の声が渦巻いている。
今回の契約は、中国製潜水艦3隻を総額約360億バーツ(約1150億円)で導入する計画の一環で、軍政は計画をさらに進めるとみられている。
』
『
時事通信 5/5(金) 21:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170505-00000091-jij-asia
中国と潜水艦購入契約
=反対論押し切る―タイ軍政
【バンコク時事】タイ海軍は5日、中国製の攻撃型潜水艦1隻を135億バーツ(約430億円)で購入する契約を中国側と結んだ。
タイ国内の根強い反対論を押し切る形で軍事政権が購入に踏み切った。
現在潜水艦を1隻も持っていないタイ海軍にとって、潜水艦保有は「長年の夢」とされる。
最終的に中国から潜水艦3隻を計360億バーツ(約1160億円)で購入する計画だ。
しかし、地元メディアや専門家の間では、潜水艦は不要という見方が強い。
軍政は4月に潜水艦購入を閣議承認した際に公表せず、プロセスの不透明さへの批判も噴出。
「最終的には観光客向けのアトラクションになるのでは」(ネーション紙社説)と痛烈に皮肉るなど、計画の見直しを求める意見が相次いでいた。
』
_
0 件のコメント:
コメントを投稿