2017年4月30日日曜日

中国の海軍力(1):国産空母進水 2020年ごろに就役、

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●通常7年以上かかる空母建造が中国では4年で建造してしまう理由とは


毎日新聞 4/26(水) 20:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000088-mai-int

<中国>「海洋強国」鮮明に 
「悲願」の国産空母進水

 【北京・河津啓介】中国初の国産空母が26日、建造場所の中国遼寧省大連市で進水した。
 中国海軍が既に保有する空母「遼寧」はウクライナから1998年に購入した中古を改装したものであり、今回、中国は国家的な「悲願」だった国産空母を実現させ、海洋権益の確保を重視する姿勢を改めて内外に示した。
 今秋の中国共産党大会で2期目に入る習近平総書記(中央軍事委員会主席)の権威を高め、軍内の基盤を強化する業績ともなりそうだ。

 国営新華社通信によると、26日午前9時、大連港のドックで進水式があり、中国軍制服組トップの范長竜・中央軍事委副主席が出席した。
 金色の紙吹雪が舞う中、船体がドックから海へ引き出されると、周辺の船舶が一斉に汽笛を鳴らした。
 艦名は発表されず、習氏の出席はなかった模様だ。

 この空母は2013年11月に起工。中国国防省によると、新空母は5万トン級の通常動力型で、「遼寧」(排水量約6万7000トン)を基に独自改良が施された。
 今後、各種の装備が取り付けられ、20年ごろに就役する見込み。
 中国海軍は将来的に4隻以上の空母を保有する計画とされる。

 中国は近年、「海洋強国」を掲げ、南シナ海での人工島造成や軍事施設建設に代表される海洋進出の動きが顕著だ。
 今年創設90年を迎える中国軍は大規模な軍事改革を進め、海軍重視を鮮明にしている。
 中国海軍は活動範囲を遠洋に広げようとしており、昨年末に「遼寧」を中心とする艦隊が、中国の防衛ライン「第1列島線」を越え、西太平洋で初の遠洋訓練を実施した。

 新華社によると、中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光・報道官は同日の記者会見で、「国家主権と領土の保全を守る助けとなる」と説明。
 中国外務省の耿爽(こう・そう)・副報道局長は会見で「中国は平和的な発展の道を堅持しており、防御性の国防政策を行っている」と述べ、空母建造による「中国脅威論」の高まりをけん制した。



毎日新聞2017年4月24日 東京朝刊 クローズアップ2017
https://mainichi.jp/articles/20170424/ddm/003/030/118000c?inb=ys

中国国産空母、力を誇示 近く進水

 中国海軍の「悲願」といわれてきた初の国産空母が近く進水する。
 中国海軍の創設記念日の23日、遼寧省大連市の港では空母の巨体を水上に浮かべるため、ドックへの注水が始まった模様だ。
 今秋の中国共産党大会で2期目に入る習近平総書記(国家主席)にとっても、純国産の空母進水は「強軍建設」の成果としてアピールできそうだ。

◆海洋進出強める姿勢

 艦載機が飛び立つスキーのジャンプ台のような甲板が肉眼でもはっきりみえる。
 ドック近くの遊歩道は市民の記念撮影スポットになっていた。
 地元市民たちは「次は原子力空母だ」「米国にはまだまだ及ばない」と空母談議をしていた。

 米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が朝鮮半島近海に接近し、米朝間で緊張が高まる。だが、中国国内では米空母より国産空母への関心が高い。

 空母を自前で建造できる国は米露英仏など限られた大国であり、国内外へのアピール効果は絶大だ。
 中国軍は将来的に4隻以上の空母を保有する計画とされる。
 だが、米国のように、原子力を動力として艦載機の離陸を助ける「カタパルト」を備えた最新鋭の国産空母の建造を目指すかは明らかにしていない。

 中国の空母には省の名前がつけられる。
 非公式に伝えられるのは「山東」だ。
 進水後、各種の装備が取り付けられ、2020年ごろに就役するとみられる。
 海軍が既に保有する空母「遼寧」(排水量6万7000トン)と同じ通常動力型で、排水量はやや小ぶりな5万トン級とされる。

 中国国防省は「設計、建造で『遼寧』の経験を吸収した」と説明する。
 「遼寧」は旧ソ連時代の空母を改修した中古品だけに作戦能力は限定的とされ、中国側も「研究・訓練用」と位置付ける。
 今回は「遼寧」に比べてレーダーなどの装備が新型となり、艦載機を12機多い36機運用できるとの報道もある。
 ただ専門家の間では性能面で劇的な進歩はないとの見方が主流だ。

 空母構想は「中国空母の父」と呼ばれる劉華清・元中央軍事委員会副主席が1987年に空母と原子力潜水艦を2本柱とする海軍装備の近代化を提案し本格化した。
 劉氏は回想録で「米ソと競争するためではなく対台湾闘争や南沙諸島の紛争解決、海洋権益を守るため」と記す。
 劉氏が夢見た空母建造は現実となった。

 だが、中国軍の海洋戦略は大きく変容した。
 15年の国防白書は、劉氏が訴えた「近海防御」だけでなく、日本から台湾、南シナ海に及ぶ中国の防衛ライン「第1列島線」を超えて「遠海護衛」を加えた複合型の戦略に転換する方針を明記した。
 昨年末に「遼寧」が西太平洋で初の遠洋訓練を実施したことは象徴的な出来事だろう。

 中国が力を誇示するほど周辺の懸念は深まる。
 米国は日本や韓国などとの同盟を深化させ、日本もヘリコプターを搭載できる「空母型」の大型護衛艦を4隻配備し、対潜水艦戦や島しょ防衛の能力の向上を図っている。
 インドも国産空母の進水にこぎつけている。
 台湾は「空母キラー」と呼ばれる新鋭艦を開発、就役させるなど軍拡競争の兆しが出ている。

◆習氏の軍掌握後押し

 純国産の空母進水は秋の党大会に向け、習氏が進める海空軍重視の改革を後押しする成果になりそうだ。

 23日付の中国軍機関紙・解放軍報によると、習氏は21日に南部戦区の陸軍部隊を視察し、
 「陸軍の転換を貫徹しなければならない」と指示。
 海空軍との統合作戦能力の向上を訴えた。

 習氏は昨年2月、陸軍中心だった中国軍の組織改革に踏み切った。
 「7大軍区」を「5大戦区」に改編するなど米国にならった陸海空3軍の統合運用を目指している。

 習氏は先だって一昨年9月に中国軍の兵力を30万人削減し、200万人体制にする方針も打ち出していた。
 組織と兵員を大きくそがれる陸軍を中心に不満が高まり、昨年10月には退役軍人ら約1000人が国防省前で抗議デモを展開している

 習指導部は、軍制服組のトップを務めた郭伯雄、徐才厚の2人の元中央軍事委員会副主席を汚職で摘発し、軍幹部の腐敗に次々とメスを入れることで不満を封じ込めている。

 習氏は21日の視察でも「郭伯雄、徐才厚が流した毒の影響を全面的に徹底して粛正せよ」と訓示した。
 軍に「毒の影響」が残っているとも受け取れる。

★.中国軍に現在39人いる現役上将(大将)のうち、
 習氏が2012年に軍トップに就任後、自ら任命した上将は23人にとどまる
 軍を掌握したとの評価が定着しつつある習氏だが、200万人の組織を完全に掌握するのは容易ではない。

 前回12年の党大会で投票権のある代表約2300人のうち、軍人は過去最多の約300人を占めた。
 秋の党大会で2期目の人事を固めたい習氏にとって、軍は1割以上の票を持つ基盤であり、空母など装備近代化は「果たすべき公約」でもある。


■中国の空母建造を巡る主な動き

1987年   原子力潜水艦との2本柱で開発を決定
  98年   香港の「民間企業」がウクライナ政府から空母「ワリャーグ」を購入
  90年代  購入の企業がワリャーグを「洋上カジノ」にと言及
  同後半   ミンスクなど退役空母を相次いで購入

2000年代  訓練用空母との見方が浮上
  11年   国防省が空母の研究・開発を進めていると初めて公表
  12年   空母が「遼寧」と命名され研究・訓練用として就役
  16年末  「遼寧」が初めて西太平洋で訓練
  17年1月 「遼寧」が台湾海峡を航行
  ?     初の国産空母進水

■ことば
★.船舶の進水
 建造した艦船を水上に浮かばせる段階。
 この後に船内の残り部分を据え付けて完成・就役となる。
 中国は2011年7月、空母の研究開発を初めて公表し、翌月に試験航行。
 12年9月に就役と「遼寧」の名称を公表した。
 この時の式典には当時の胡錦濤国家主席や、軍の役職を持たない温家宝首相が出席していた。



Record china配信日時:2017年5月2日(火) 11時40分
http://www.recordchina.co.jp/b176636-s0-c10.html

進水した中国の国産空母、
「60年前のデザイン」と仏メディアが酷評―中国メディア


●1日、環球網は記事「中国国産空母は1950年代の設計」を掲載した。中国史上最大の艦艇となった国産空母だが、航空機の離陸時に使われるカタパルトがないこと、通常動力であることなど、その装備は1950年代のレベルにとどまっているという。写真は国産空母。

  2017年5月1日、環球網は記事「中国国産空母は1950年代の設計」を掲載した。
 仏国際関係戦略研究所公式サイトは4月28日、中国国産空母に関する分析記事を掲載した。
 中国史上最大の艦艇となった国産空母だが、航空機の離陸時に使われるカタパルトがないこと、通常動力であることなど、その装備は1950年代のレベルにとどまっているという。

 中国は南シナ海や東シナ海、太平洋の一部地域で敵対勢力を排除する軍事力を身に付けようとしており、そのために空母は必要な存在だ。
 しかしカタパルトがないため重武装の軍用機は離陸ができず、敵艦艇を攻撃する能力には乏しい。
 米国の原子力空母と比べれば、その差は数十年という大きな開きがある。



産経新聞 5/5(金) 15:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170505-00000518-san-cn

虎の子の空母を守る中国版イージスの防空能力 
台湾論文から探る「攻略法」とは

 中国初の空母「遼寧」の動向や初の国産空母の進水に注目が集まる中、中国海軍が急ピッチで建造を進める艦艇がある。
 「中国版イージス」と呼ばれる052D(NATOコード、旅洋III)型駆逐艦だ。
 空母打撃群で空母の護衛を担当する。自艦を防御する能力をほとんど持たない空母にとり、護衛の艦艇は命綱。
 逆に、攻撃側から見れば、その防衛網を突破する必要がある。
 052D型の防空能力を台湾海軍の論文から探る。

 ■駆逐艦の本命か

 052D型は2014年3月に就役した初号艦の名前から「昆明級」とも呼ばれ、現在5隻が就役している。
 大連と上海の双方で同時に建造し、就役前の隻数も加えると、すでに計12隻が進水済みというハイペースで建造が進んでいる。
 将来は18隻体制になるとの見方もある。

 同じく中国版イージスと呼ばれる一つ前の形式の052C(旅洋II、蘭州)型駆逐艦が全6隻であることを比べると、052D型が駆逐艦としては“本命”である可能性を伺わせる。
 米国防総省は2016年版の中国の軍事力に関する年次報告書で、中国海軍が055型の建造を開始している可能性に言及しているものの、052D型より大型で、巡洋艦サイズになるとの見方を示している。

 ■米イージスとの能力差は歴然だが

 台湾海軍が刊行する学術誌「海軍学術」の2016年6月号の論文によると、052D型駆逐艦は排水量6000トン以上。
 中国版イージスと呼ばれるのは、346型アクティブ・フェーズドアレイ・レーダーを備えているからだ。
 同レーダーは、81カイリ(約150キロ)から17カイリ(約31キロ)までの間に存在する空中および海上の目標を200個まで追尾できる。
 米海軍のイージス艦が搭載するSPY1Dレーダーと比較し、レーダー反射断面積(RCS)0・01平方メートル(巡航ミサイル・トマホークと同程度)の物体の探知距離は、
★.米海軍のイージス艦が177カイリ(約330キロ)なのに対し、
 052D型は84・6カイリ(約160キロ)。
 性能差は歴然としている。

 052D型は艦の前後に、ミサイルなど各32発を収納できる垂直発射装置(VSL)2基(計64発)があり、対空ミサイル「海紅旗(HHQ)9」や対艦ミサイル、対潜水艦ロケットのほか、巡航ミサイル「東海(DH)10」を搭載できる。
 ミサイルは32発を同時に誘導でき、終末段階では16発を同時に誘導できる。

 HHQ9はロシアの地対空ミサイルS300を複製した紅旗(HQ)9の海上版で、射程は6~200キロ、高度500メートルから30キロの目標物を迎撃できる。
 また、30キロ以内では弾道ミサイル迎撃能力もある。
 その命中率は航空機に対して70~90%、弾道ミサイルに対して30%という。

 このほか、艦首に近接防御火器システム(CIWS)、艦尾に最大射程12キロで短距離ミサイルを24連装した紅旗(HQ)10型近接防空システムを備える。

 ■シースキミングが効果的

 論文は、日本の防衛装備庁が三菱重工に発注して開発している「新空対艦誘導弾(XASM3)」で052D型を攻撃した際のシミュレーションを紹介している。
 新型対艦ミサイルの性能を、音速(マッハ)3~5、射程81カイリ(約150キロ)、RCSを0・008~0・01平方メートルと推定。
 大気の密度を考慮し、ミサイルがシースキミングと呼ばれる海上すれすれ(約50メートル)を飛ぶ場合はマッハ3、高度1000メートルを飛ぶ場合はマッハ5と仮定し、HHQ9やCIWSによる迎撃を突破して052D型が対処できなくなるミサイルの数(防空飽和能力)は、7・3~18・3発という結果を導き出した。

 7・3発と少ない方は、低速でもシースキミングで接近した場合で、水平線ギリギリから接近するため探知距離が近くなり(25カイリ=約46キロ)、対処時間が短くなる。
 高高度(1000メートル)からの攻撃であれば、マッハ5であっても探知距離が伸びて(約80カイリ=150キロ)、対応時間が長くなるため18・3発が必要だという。

 論文は、もし航空自衛隊の戦闘機F2がXASM3を2発搭載するなら、052型1隻の防空網を突破するには4機から10機が必要になると指摘。
 シースキミングで攻撃すれば、必要な機体は半分以下で済むと提言している。

 この分析は、052D型1隻に対するものであり、空母打撃群を構成する際は、2~3隻が随行する可能性が高い。
 また、レーダー情報などを共有する共同交戦能力(CEC)をどの程度保有するかでも、状況は変わってくる。
 空母への攻撃は、潜水艦による魚雷も選択肢に入る。
 だが、中国海軍が将来、保有する空母打撃群をどう攻略するかを考える上で、一つの参考になるデータと言えそうだ。



人民網日本語版配信日時:2017年5月13日(土) 19時20分
http://www.recordchina.co.jp/b177990-s10-c60.html

専門家「中国の将来の空母は大型化、原子力の方向へと発展」―中国メディア

 中国にとって2隻目の空母が4月26日に大連で進水した。
 設計上最先端ではないが、現段階の中国海軍のニーズに最も適した空母だと専門家は指摘する。
 一方、軍事マニアたちは将来の空母に目を向けている。
 軍事専門家の曹衛東氏は北京テレビの軍事番組で中国の将来の空母について、大型化、原子力の方向へ発展し、ステルス戦闘機や無人機を搭載して作戦能力を高めるとの見方を示した。
 人民網が伝えた。

 2隻目の空母の進水によって、国産空母保有という中国人の夢が実現した。
 2隻目の空母はゴールではなく、出発点だ。
 中国の数多くの軍事マニアたちは、さらに多くの空母保有を切に待ち望んでいる。
 では、中国がより先進的な空母を保有するのはいつになるのか。
 みなが待ち望むカタパルトと原子力は将来の空母で実現するのだろうか。

 曹氏の考えでは、武器・装備の発展を牽引するのは作戦上のニーズだ。
 中国海軍の作戦ニーズは戦略面では、近海防御と遠洋護衛の結合であり、中国の将来の空母はトン数が大きくなる方向へ発展するはずだ。
 現在空母の排水量は約5万トン。
 将来8万トンまたは10万トンの空母を建造すれば、さらに多くの艦載機を搭載でき、総合作戦能力を増強し、遠洋護衛任務におけるニーズを一層満たすことができる。

 「世界各国の空母発展の現状を見ると、原子力空母の保有国は主に米仏であり、比較的少ない。
 だが作戦効率から言うと、原子力空母は大きな優位性を備える。
 したがって、これも中国空母の将来の発展の方向だ」。
 曹氏によると、カタパルトも発展の方向であり、空母艦載機の作戦効力を大幅に高める。

 空母艦載機の発展について、曹氏は「空母は移動する飛行場に相当し、艦載機が空母の作戦能力を決定する。
 将来中国の空母もステルス戦闘機や無人機を搭載し、作戦能力を高める」
との見方を示した。

(提供/人民網日本語版・編集/NA)

 空母というのは「戦闘機輸送船」である。
 飛びっきり高価な輸送船である。
 そのかぎりにおいて、十分な護衛が求められる。
 また、相当な品質のある戦闘機が必要になる。
 空母内で整備点検補修などの一切が行われなければならない。
 内地まで行って直してくるというわけにはいかない。
 繰り返し繰り返しの激しい離艦着艦に耐えれねばならない。
 輸送船ではあるが、限定修理工場でもある。
 それにすべてのものが順応できねばならない。


Record china配信日時:2017年5月26日(金) 13時40分
http://www.recordchina.co.jp/b176356-s0-c10.html

中国自慢の空母、乗組員は「幼稚園レベル」―香港紙

 2017年5月24日、香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、中国海軍の専門家・李傑(リー・ジエ)氏は中国軍の空母について「乗組員は幼稚園レベルだ」と語った。

 李氏は
 「中国が国家利益を守るには、少なくとも空母4隻以上が必要だ。
 単独では戦闘能力が不十分。
 戦艦による戦隊があって初めて護衛任務も完全になる」
と指摘した。
 米海軍は現在空母10隻が配備中。
 中国は国産初の空母「遼寧」のみで、さらにもう1隻が建造中。
 3年以内に運用開始の見通しだ。

 李氏はまた空母10隻を配備し、100年以上の経験を持つ米海軍に言わせれば「中国の乗組員は幼稚園レベルだ」と指摘。
 中国軍は米軍にならって操作システム、乗組員の制服などを取り入れているが、レベルは遠く及ばないという。

 李氏は
 「空母の乗組員を訓練するのは、陸上で戦闘機のパイロットなどを育成するよりはるかに難しい。
 空母はスペースが限られているからだ。
 船体というハードを作るには建造技術を手に入れればいい。
 しかし、人員は非常に多くの経験が必要だ。
 育成するには時間がかかる」
と語った。





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