2017年4月30日日曜日

中国海軍力(2):日本との差は25年、 「軍事強国・中国」の実現に

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Record china配信日時:2017年5月15日(月) 5時10分
http://www.recordchina.co.jp/b178116-s0-c10.html

中国は61隻の潜水艦保有、
アジア太平洋諸国が巨額投資で追いかける―中国メディア

 2017年5月13日、英情報サービス会社、IHSマーキットが発表した最新の数字によると、アジア太平洋諸国の潜水艦建造費用は、今後10年間に年平均4.17%で増加し、26年までに合計525億ドル(約5兆9500億円)に達する見込みだ。
 環球網が伝えた。

 英出版社ジェーン・インフォメーション・グループの海軍年鑑によると、
★.同地域の各国の潜水艦保有数は計145隻で、中国が61隻で最多。
 日本が20隻、
 インドと韓国が共に14隻
で続いている。

 中国は、潜水艦建造費用を毎年0.67%増加させるだけで、この地域での支配力を維持することが可能だ。
 中国の26年までの潜水艦建造費用は合計189億ドル(約2兆1400億円)達することになる。

 アナリストは
 「この地域で潜水艦建造が増加している主因の1つは、拡大を続ける中国の軍事力による脅威への懸念だ。
 日本、オーストラリア、米国、ロシア、インドなどの大国のこの地域での活動が増えていることも、一部の小国に潜水艦建造という方法による対抗を余儀なくさせている」
と指摘している。



Record china配信日時:2017年5月19日(金) 5時50分
http://www.recordchina.co.jp/b178502-s0-c10.html

中国の軍艦数は世界最多なのに米露にかなわない理由―米華字メディア

 2017年5月16日、米華字メディアの多維新聞は、「中国の軍艦数は世界最多なのになぜ米露にかなわないのか」と題する記事を掲載した。

 英紙デイリー・メールが米軍事力評価機関、グローバル・ファイヤーパワーが公表した最新の世界軍事力ランキングを引用して伝えたところによると、
★.世界一は米国で、その規模は軍事費6000億ドル(約67兆4300億円)、
 現役軍人140万人、
 空母10隻、軍艦415隻、戦車5884両、
 軍機1万3762機だ。

★.2位のロシアは、
 現役軍人76万6000人、
 空母1隻、軍艦352隻、戦車2万両、
 軍機3794機。
 だが軍事費は450億ドル(約5兆500億円)規模でしかない。

★.3位の中国の軍事費は1610億ドル(約18兆900億円)だが、実力面でまだロシアと開きがある。
 中国は
 現役軍人233万5000人を有し、
 空母1隻、軍艦714隻、戦車6457両、
 軍機2955機。
 軍艦数では世界一だが、その質において米軍との開きは大きい。

 トランプ米大統領は議会に対し軍事費の増額を希望しており、2018会計年度(17年10月〜18年9月)の軍事費は6500億ドル(約73兆500億円)に達する可能性もある。
 中国の軍事費は世界2位の規模だが米国の4分の1に過ぎない。



Record china配信日時:2017年5月18日(木) 23時10分
http://www.recordchina.co.jp/b178560-s0-c10.html

日本との差は25年、
「軍事強国・中国」の実現に足りないもの―中国コラム

 中国メディア・東方頭条は17日、
 「中国が真の軍事強国のなるために足りないもの、日本と25年の差がつく分野も」
と題しコラムを掲載し、中国が軍事強国に発展するために必要なことについて伝えた。

 コラムではまず、日本の米軍横田基地に暫定配備されている
★.米空軍の大型無人偵察機「グローバルホーク」(全長約13メートル、全幅約35メートル)に言及し、
 「航続距離が長く、米国から飛び立った場合、地球のあらゆる場所に到達でき、非常に先進的な航空機」と紹介。
 横田基地に配備された「グローバルホーク」の主な役目は中ロを監視することであり、大型無人機の開発において中国は後れを取っていると指摘した。

さらに、
★.「専門家や海外メディアの見方を総合すると、対潜哨戒機(対潜水艦戦を重視した航空機)でも、中国は日本に大きく差をつけられている。
 中国では先般、6機の航空機が対潜水艦戦用に投入され進歩しているが、
 日本と米国はすでに100機以上の対潜哨戒機を保有しており、
 日本の『P-1』と米国の『P-8』中国の対潜哨戒機よりも優れた性能を持っている」
と述べた。
 そして、「中国が第1世代の対潜哨戒機を配備し始めた段階で日米はすでに第3世代の対潜哨戒機を配備しており、その差は25年に達すると言われている。
 対潜水艦戦は海上・海中の作戦における基本的な部分であり、日米に大きな差をつけられている。
 中国はペースを上げて追いつく必要がある」
と結んでいる。



時事.com (2017/06/07-11:31)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060700532&g=int

中国「潜水艦70隻態勢に」
=国外に拠点、活動拡大へ-米報告書

 【ワシントン時事】
 米国防総省は6日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表し、中国海軍が2020年までに潜水艦69~78隻を保有すると予想した。
 同省によれば、現在の保有艦数は63隻。
 報告書はさらに、中国海軍が国外に拠点を開設し、着々と活動領域を拡大していると警告している。

 報告書は「潜水艦隊の近代化を中国海軍は優先している」と強調した。
 20年代前半には弾道ミサイルを搭載可能な次世代戦略原子力潜水艦の建造が始まり、今後10年の間には海軍の対地攻撃能力を向上させる新型の攻撃型原潜も建造されると見込んでいる。
 中国海軍は4月、初の国産空母の進水式を遼寧省大連で行ったばかり。
 20年までには本格運用が可能になり、潜水艦群と合わせ、外洋展開能力を格段に向上させることになりそうだ。
 習近平指導部は「海洋強国」を掲げており、報告書は、中国が経済減速にもかかわらず、海軍増強に向けて国防予算の増強を続けると予想している。

 日本の安全保障にも大きく関係する南シナ海や東シナ海では、海軍艦艇ではなく、中国海警局や漁船などを係争中の海域に派遣している点を取り上げた。
 「(他国との)紛争に至らない程度に計算された高圧的手法」で領有権の主張を通そうとしていると批判した。



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