2017年3月6日月曜日

北朝鮮は(1):射程1000km弾道ミサイル4発発射、目標は横須賀・沖縄核攻撃による焦土化作戦!

_

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170307-00000770-fnn-int
● テレビ報道


ロイター 2017年 03月 6日 16:56 JST
http://jp.reuters.com/article/abe-kp-idJPKBN16D00B

北朝鮮が日本海にミサイル4発、
ICBMの可能性低いと米韓当局

[東京/ソウル 6日 ロイター] -
 北朝鮮は6日朝、同国西岸から弾道ミサイル4発を日本海に向けて発射した。
 3発は日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられる。
 北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射を以前から示唆してきたが、米国と韓国当局は今回のミサイルがICBMだった可能性は低いとみている。

 ミサイルは午前7時34分ごろ、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)から4発ほぼ同時に発射された。
 韓国軍によると、ミサイルは東方へ約1000キロ飛行し、高度は約260キロに達した。
 日本の防衛省によると、4発とも秋田県男鹿半島の西300─350キロの日本海に落下し、うち3発は日本のEEZ内に、残り1発もEEZ付近に落ちた可能性があるという。

 安倍晋三首相は国会の参議院予算委員会で、「北朝鮮が新たな脅威となったことを明確に示すものだ」と発言。
 「安全保障上の重大脅威」としたうえで、北朝鮮に厳重に抗議したことを明らかにした。
 日本はその後に国会を中断。
 国家安全保障会議(NSC)を開き、さらなる事態に備えた対応などを確認した。

 日本は米国、韓国とそれぞれ電話で外相会談を行った。
 岸田文雄外相は米ティラーソン国務長官との間で、国連安全保障理事会で強いメッセージを出すことで一致した。
 岸田外相は記者団に、「日米、日韓、日米韓で国連の場を含めて緊密に連携していく」と語った。

 北朝鮮の金正恩労働党委員長はかねてから、米国まで到達するICBMの発射実験が最終段階にあると述べてきた。
 韓国軍は今回のミサイルがICBMだった可能性は低いとする一方、さらなる分析が必要とした。 
 米当局者もロイターに対し、ICBMを発射した形跡はないとした。

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今年2度目。
 2月12日の前回は、固体燃料を使った新型中距離弾道ミサイル「北極星2号」を発射した。
 稲田朋美防衛相は記者団に対し、今回の発射の意図について、米国と韓国が3月1日に開始した合同軍事演習に反発した可能性があるとした。

 北朝鮮は昨年だけで20発以上の弾道ミサイルを発射、2度の核実験を実施した。
 9月には同時に3発のミサイルを撃ち、いずれも日本のEEZ内に落下した。
 韓国は中国が強く反発する中、在韓米軍による新型迎撃ミサイル「THAAD」の配備受け入れを決定。
 日本は既存の迎撃ミサイルの改良を急ぐとともに、新型ミサイルの導入の検討を本格化させている。











Record china配信日時:2017年3月6日(月) 18時20分
http://www.recordchina.co.jp/a171387.html

ミサイル発射の北朝鮮
「米が敵対止めねば、核兵器を中心とした国防力を増強する」―中国メディア

  2017年3月6日、環球網によると、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は同日、「米国が敵対政策を止めなければ、われわれは核兵器を中心とした国防力を増強する」との文章を発表した。

 韓国・聯合ニュースは6日、韓国連合参謀本部が「今朝7時36分、北朝鮮が平安北道東倉里(トンチャンリ)一帯の半島東部海域から詳細不明の飛翔体を発射した」と発表したことを報じ、「射程は約1000キロメートルで、ミサイルは日本海に落下した」と伝えた。また、ロシアメディア・スプートニクも、菅義偉官房長官が「北朝鮮は4発のミサイルを発射し、3発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した」と発表したことを伝えている。

 労働新聞は文章の中で
 「もし米国が北朝鮮への敵対政策を放棄しなければ、われわれは手段を考え尽くして核兵器を中心とした国防力を増強する。
 これはわれわれの不変の意志だ。
 平和は自らの強い力で守らなければならない。
 自らが戦争の抑止力を持つことで、初めて尊厳を持って生きていくことができる。
 われわれは引き続き核の強国、軍事大国にふさわしい手段を開発し、より堅固な国防力を作りあげる」
と主張した。

 北朝鮮がミサイルを発射した6日は、米韓合同の野外機動訓練「フォールイーグル」の6日目に当たる。
 韓国の大統領代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相は韓国国家安全保障会議を開き、ミサイル発射問題の協議を行った。



読売新聞 3/6(月) 23:10配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00050110-yom-int

中国、北に自制求めた試み失敗…ミサイル発射

 【北京=中川孝之】北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射で、挑発の自制を求めた中国の試みは失敗し、メンツが丸つぶれとなった。

 中国は北朝鮮産石炭の輸入停止に踏み切り、5日前に王毅(ワンイー)外相が北朝鮮高官と会談したばかりだった。
 今後、中国は北朝鮮との貿易を更に厳しく統制するとみられるが、金正恩(キムジョンウン)政権の崩壊につながりかねない強い制裁には依然として消極的だ。

 中国外務省の耿爽(グォンシュアン)副報道局長は6日の定例記者会見で、「国連安全保障理事会決議に違反した発射に反対する」と北朝鮮を非難した。
 だが、韓国での米韓合同軍事演習に触れて、「(米韓と北朝鮮が)互いを刺激し、緊張を高めてはならない」とも指摘し、北朝鮮だけを批判することを避けた。



フジテレビ系(FNN) 3/7(火) 12:05配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170307-00000732-fnn-int

北メディア「在日米軍基地攻撃部隊が発射」




● FNNニュース 目標は横須賀・沖縄核攻撃?

 北朝鮮メディアは、「在日アメリカ軍基地を攻撃する部隊が、弾道ミサイルの訓練を行った」と伝えた。

 北朝鮮の7日付の労働新聞の写真には、4発のミサイルが、同時に撃ち上がる様子がとらえられている。
 この写真の通りだとすると、北朝鮮のミサイル技術の進歩を示したものといえる。
 労働新聞は、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が視察する中、4発の弾道ミサイルを同時に発射する訓練に成功したと、写真入りで伝えた。
 これは、6日のミサイル発射を指すとみられる。
 また労働新聞は、訓練を行った部隊について、
 「在日アメリカ軍基地の攻撃を担当している」
と伝えていて、
 「核弾頭を装填(そうてん)したミサイルで、
 相手の本拠地を、
 生存不可能なように焦土化する」
と挑発を強めている。
 さらに、現在行われている、アメリカと韓国の合同軍事演習に対抗する措置だと強調している。
 また、韓国国防省は、発射されたのは射程が1,000kmに達するとされる、スカッドミサイルの改良型だという見方を示した。
一方、国連の安全保障理事会は、8日に緊急会合を開いて、対応を協議することを決めた。


 横須賀・沖縄は下図のような位置になる。
 つまり、東京と北京は北朝鮮から1200kmほどの同距離であり、横須賀を狙うということになればそのまま北京が標的に入ってくる。
 



フジテレビ系(FNN) 3/7(火) 18:38配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170307-00000770-fnn-int

北朝鮮ミサイル4発 動画公開

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは7日午後、6日に行った4発の弾道ミサイルの発射実験の映像を、初めて公開した。そこに見えたミサイル技術の進歩。北朝鮮の脅威は、さらに高まっている。
 7日午後、朝鮮中央テレビが初めて放送した、6日のミサイル発射実験の映像。

 金正恩(キム・ジョンウン)委員長が見つめる中、同時に発射され、空高く打ち上げられた4発のミサイル。
 朝鮮中央テレビは、「訓練には、有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている、火星砲兵部隊が参加した」と伝えた。
 見届けた金正恩委員長は、満面の笑み。
 北朝鮮の労働新聞は、7日付の記事で、「4発の弾道ミサイルを同時に発射する訓練に成功した」と大きく報道した。

 平壌(ピョンヤン)市内では、市民が、貼り出された記事を読む姿が見られた。
 平壌市民は、「本当にうれしいです。わが火星砲兵隊の軍事力を見せた」、「核弾頭を装填(そうてん)した無敵の火星砲で、侵略者たちを木っ端みじんに懲罰する」などと話した。
 同時に打ち上げられた4発の弾道ミサイル。
 その軌道を見届けた金正恩委員長は、「航空サーカスの編隊のように、同じ姿勢で飛んでいく」と喜び、今後も「精密化されたミサイルを次々と開発し、質・量的に強化する課題を示した」と、核・ミサイル開発を推進していく姿勢を示したという。
 4発のミサイルは、いずれもおよそ1,000km飛行し、秋田・男鹿半島の西、およそ300kmから350kmの範囲に落下。

 うち3発は、日本の排他的経済水域に落ちていて、秋田県の漁業関係者からは、驚きと不安の声が上がっている。
 地元の漁師は、
 「航行する船なんかいたら大変だよね。漁師は、みんな不安に感じてる。もっと近く落ちたらね...」、
 「(ミサイルが)また来るんじゃないかという不安が出てくる」
などと話した。

 韓国国防省は、発射されたのは、射程1,000kmに達するとされるスカッドミサイルの改良型だという見方を示している。
 この1,000kmという射程距離は、日本の中国地方や四国、さらに、九州のほぼ全域が、その圏内に入ることになる。
 フジテレビ・能勢伸之解説委員は、「基本的には、車輪が4つ。スカッドBC、またはERの移動式発射機。
 東倉里(トンチャンリ)から1,000kmで向きを変えると、山口・岩国基地、長崎・佐世保基地が射程に」と話した。

 今回のミサイル発射訓練について、北朝鮮メディアは、「有事の際に、在日米軍基地の攻撃を担当する部隊が行った」と報道。
 さらに、「核弾頭を装填(そうてん)したミサイルで、相手の本拠地を生存不可能なように焦土化する」と、「ターゲットは在日米軍だ」と、強く挑発している。

 米軍の横田基地がある、東京・福生市に住む人は、
 「不安ですよね。怖いです。
 周りも注目しているなというのはあります。
 北朝鮮のミサイルに」、
 「基地が横田にあるので、不安ですね」
などと話した。

 北朝鮮は2016年9月にも、ミサイル3発をほぼ同時に発射し、ミサイルは、日本の排他的経済水域に落下しているが、今回の4発同時発射は、北朝鮮のミサイル技術が、さらに進歩したことを示すものだという。
 能勢解説委員は、
 「海上自衛隊もイージス艦を持っているが、4発同時を1隻で対処するのは、極めて難しいことになる。
 レーダーの能力の限界になるから。
 まさに佐世保、岩国(基地)を標的と見るような訓練をやったのかもしれない」
と話した。

 安倍首相は、午前8時すぎから、アメリカのトランプ大統領と25分にわたり、電話で会談。
 安倍首相は、「(ミサイル発射は)明確な安保理決議違反であり、地域や国際社会に対する明らかな挑戦。この脅威は、新たな段階になっているということを確認した」と述べた。
 会談の中で、トランプ大統領は「アメリカは100%日本を支持する。自分の発言を、日本国民にも紹介してもらいたい。アメリカを信頼してもらいたい」と発言。
 両首脳は、日米韓3カ国が緊密に連携し、万全の体制をとることを確認した。

 さらにトランプ大統領は、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相とも電話会談を行い、ここでも「韓国の立場を100%支持する」と発言。
 アメリカ軍は、最新迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国への配備に向け、装備の運搬を進めるなど、ミサイル発射を強行する北朝鮮に対する防衛力強化を進めている。



【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】




_