2017年3月9日木曜日

日本とは(11):家計の金融資産、過去最高の1800兆円、日本は「高度に警戒すべき国」

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ロイター 2017年 03月 17日 15:26 JST
http://jp.reuters.com/article/shikin-junkan-idJPKBN16O00V

訂正:家計の金融資産、過去最高の1800兆円 
現預金増・株高・円安で


[東京 17日 ロイター] - 日銀が17日に発表した2016年10─12月期の資金循環統計によると、
★.家計が保有する金融資産残高は12月末時点で前年比0.9%増の1800兆円
となり、過去最高を更新した。
 現金や預金の保有が増加を続けているほか、昨年11月の米大統領選以降の株高・円安を受けて保有資産の評価額が改善したことが背景にある。

 家計の金融資産の内訳をみると、過半を占める
★.現預金が同1.8%増の937兆円となり、過去最高を更新した。
 現預金の増加は40四半期連続で、普通預金など流動性預金を中心に増えている。
★.投資信託と株式等はそれぞれ同0.2%増、同0.4%減と微増もしくは小幅の減少となった。
 もっとも、昨年前半を中心とした株安・円高の動きが米大統領選を境に反転し、評価額は改善している。

★.一方、家計の負債は391兆円となり、15四半期連続で増加。
★.借り入れが322兆円を占めており、このうち住宅関連の借り入れが204兆円と過去最高を更新した。

★.企業の金融資産は同3.9%増の1101兆円。
 このうち
★.現預金は同7.5%増の244兆円と引き続き高水準。
 32四半期連続で増加しており、手元資金を厚めに確保する動きが継続している。
 評価額の改善で株式等は同2.4%増の312兆円となった。

★.国庫短期証券や財融債を含めた国債残高は同4.0%増の1076兆円となった。
 保有者をみると、金融緩和によって大規模な国債買い入れを続けている
★.日銀が421兆円と最大の保有主体。
 国債残高に占める保有割合は39.1%を占める。

 金融機関が引き続き保有額を減らす一方、海外は増加基調が継続。
 残高は113兆円、保有比率は10.5%となり、いずれも過去最高を更新した。

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済年金など「公的年金」は10─12月期に長期国債(財融債含む)を5893億円売り越した。
 一方、株式を564億円、外国証券を2594億円それぞれ買い越した。



サーチナニュース 2017-05-08 08:12
http://news.searchina.net/id/1635138?page=1

あれ? 日本人って「中国人が想像しているほど金持ちじゃない」=中国

 日本の実質消費支出が低迷している。総務省統計局によれば、2017年3月における2人以上世帯の実質消費支出は13カ月連続で前年割れとなったほか、16年の実質消費支出も3連連続でのマイナスとなっている。

 経済発展が著しい中国だが、世界銀行の基準によれば中国は今なお開発途上国に分類される。
 日本は先進国であり、中国では「日本は豊かな国であり、日本人もお金持ち」というイメージが強いようだが、中国メディアの今日頭条は2日、「日本人は想像していたほどお金持ちではない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、明治安田生命保険が4月28日に発表した家計に関する調査を紹介し、日本の夫婦が自由に使えるお小遣いの月額は「平均でたったの2万5082円」だったと紹介し、07年の調査開始以来、最低となったことを指摘。
 さらに、「2万5082円」という金額について、決して十分な額ではないと伝え、日本人の「自由に使えるお小遣い」の額は決して余裕があるものではないことを紹介した。

 続けて、日本人の平均年収は414万円であり、中国に比べれば決して少ないわけではないとする一方、それでも日本人が自由に使えるお金がこれだけ少ないのは「日本の物価が高すぎるためだ」と主張。
 家賃や住宅ローン、子どもの学費などの支出は大きく、さらに高齢化によって年金支給開始年齢の引き上げが予想されるなか、老後のことを考えれば「日本人はお金を使ってなどいられない」のが現状だと指摘した。

 さらに記事は、明治安田生命保険の貯蓄についての調査を紹介し、「貯蓄のまったくない家庭が18.8%も存在した」と伝え、日本人は「中国人が想像しているほどお金持ちではない」と論じている。



サーチナニュース 2017-03-24 09:12
http://news.searchina.net/id/1632026?page=1

日本は「高度に警戒すべき国」、
まさに「青は藍より出でて藍より青し」=中国報道

 中国では日本が再び軍国主義を復活させるのではないかと警戒する声が根強く存在する。
 それだけ、中国人たちが日本を信用していないということなのかもしれないが、
 中国人からすれば日本人は「中国人が持たない特性や文化」を持っているため、侮れない存在ということでもあるようだ。

 中国メディアの今日頭条は23日、中国人にとって日本は「高度に警戒すべき対象」であると同時に、「学ぶべき対象でもある」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって脅威に映る日本人の特性を複数挙げている。
 たとえば、
 日本人は他国の優れた文化や考え方を吸収し、
 自国の文化や考え方と融合させるのが上手
だと指摘。
 これは日本が歴史上、中国や欧米から学びつつ、自国を成長させてきたことからも実証されていると言えるが、逆に
★.中国人は自国の文化や歴史に誇りを持つあまりに、他国の文化を見下す傾向にある
のは事実だ。

 また、
 日本人が勤勉であり、物事に取り組むうえでは細部まで徹底的にこだわるという姿勢
も、「中国人にはない特性」であり、脅威に映ると指摘。
 こうした姿勢があるからこそ、日本は自らよりも強大な存在から徹底して学ぶことができ、「青は藍より出でて藍より青し」という諺を体現するような成長を遂げることができるのだと論じた。

 さらに、日本人の野心も中国人にとっては脅威であるとし、天然資源が極めて少ないという不利な地理的な環境にありながら、日本はその野心で過去には他国を侵略したと主張。
 また、第2次世界大戦で敗戦し、焼け野原になりながらも、日本は意気消沈することなく、あらゆる機会を利用して再び世界の強国になったと指摘した。

 一方の中国人は自国の国土の大きさからか、何事も楽観視し、現状に満足してしまいがちであるとし、日本に比べて野心にかけるのが欠点であると主張。
 中国人が持たない特性を数多く持つ日本人に対し、中国人は高度に警戒すると同時に、積極的に学ぶ必要があるとの見方を示している。


サーチナニュース 2017-05-08 09:12
http://news.searchina.net/id/1635144?page=1

日本の街を走る自動車を見た中国人は、みんな恥ずかしい思いをすることになる=中国メディア

 中国メディア・今日頭条は2日、「日本の街を行く自動車を見た中国人は、みんな恥ずかしい思いをすることだろう」とする記事を掲載した。
 一体どのような点から恥ずかしさを覚えるというのだろうか。

 記事は「中国の街では日系車を至るところで見かける一方、国産車はそれほど多くない。
 多くの家庭はマイカーを購入する際、低燃費でしっかりしている日系車を第一の選択肢にする」と紹介。
 一方で、日本の街で見られる自動車は基本的に日系車であると説明するとともに
 「多くの人が、日本人は愛国的感情から日系車を選ぶと思っているが、実はそうではない。
 単に日系車の品質が本当に優れており、コストパフォーマンスが高いからに過ぎないのだ」
としている。

 そして、
 「日本人は1人あたりのGDPがわが国よりも高いにも関わらず、その大多数がエコノミーな自動車を選ぶ。
 かたや中国では、にわか成金たちはみな豪華なスーパーカーに乗っている。
 これは認めざるを得ない事実だ」
と伝えた。
 記事によれば、日本人が経済的な自動車を好むのは決して高級車に興味がないからではなく、金融危機を経て実用性を重んじるようになったからとのことである。

 記事はまた、日本では排気量が少なく経済的な軽自動車が販売ランキングで上位に並ぶとともに、販売台数のトップ30は日本車で占められていると紹介。
 一方で中国国内では国産車の割合がわずかに25%程度であるとし「これは、よくよく考えるに値することだ」とした。

 中国も日本のように、国産車のシェアを高めるべきだという記事の論調に対し、中国のネットユーザーは
 「国産車の質が良ければ、われわれだって国産車を買っている」、
 「国産品はニセモノや低品質なものが多い。
 市民が質のいいものを買うのは当然のこと。
 国産車は、市民に選ばれる理由を出せるのか」、
 「日系車を買わずに後悔した」
といった感想を寄せている。
 また、あるユーザーは
 「考える必要があるのはクルマを買う側ではなく、クルマを売る側である」
と指摘した。

 愛国心だけでは自動車の安全や快適さを手に入れることはできない。
 自身の生命にかかわりかねない自動車を選ぶ時にはやはり、自分が安心できるかどうかが大きなポイントになるべきだろう。
 現在の中国の市場シェアは、消費者が安全性や品質などから判断した結果だ。
 中国メーカーは、さまざまな点からより国内の消費者に選んでももらい、愛されるクルマ作りが求められているのである。