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サーチナニュース 2017-03-24 07:12
http://news.searchina.net/id/1632023?page=1
日本の人気番組「はじめてのおつかい」、
中国ではとてもじゃないけどできない=中国メディア
「かわいい子には旅をさせろ」ということわざがある。
子どもに早くからさまざまなチャレンジをさせることで、子どもが健全で大きく成長するということだが、現代の中国社会ではなかなか理解されにくい話かも知れない。
中国メディア・今日頭条は22日、日本人は子どもに対して早い時期から自立に向けた教育を施すとする記事を掲載した。
記事は
「中国では
親が子どものあらゆることを手助けするのが当たり前になっており、
小さいうちは食事を手伝い、
大きくなったら進学や就職まで面倒を見る。
90年代生まれ、2000年代生まれは、より溺愛された中で大きくなった若者の代名詞となっている」
と紹介した。
これに対して日本では
「小さい頃から自分のことは自分でやる意識を培うべき、と考えられている」
とし、親が子どもに対し意識的に社会に多く接する機会を与えると説明。
それを象徴しているのが、日本国内で20年あまり続く
人気番組の「はじめてのおつかい」であると伝えた。
記事は、
「両親が自分の子どもに買い物などの任務を与える。
出てくる子どもたちは大体3−4歳だ。初めての自分だけの外出では、転んだり、道に迷ったり、買うものを間違えたりといったハプニングがたくさん起こるのだ」と番組の内容を説明。
子どもたちが泣いたり笑ったりしながらおつかいをする様子を見た視聴者たちは癒やしを得ると同時に、自分でやろうとする姿勢や努力に感動すると解説している。
その一方で
「当然、われわれの国内では容易に実現できない。
道に迷うといった問題以前に、混乱した交通状況や人身売買ゆえに、
多くの親が子どもだけで外出させたくてもさせられないと考えているのだ」
と中国国内の現状を指摘した。
環境汚染や無秩序な交通状況、そして、子どもを狙った犯罪の多さという社会環境が子どもの早い自立を妨げているというのも事実だろう。
しかし、それだけではない。
親による甘やかしも子どもの自立を遅らせる。子どもの自立には、親が子どもから自立することも必要なのだ。
』
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東洋経済オンライン 2017年03月27日 アイネズ・モーベーン・ジョーンズ :ライター、編集者(在シアトル
http://toyokeizai.net/articles/-/164526
外国人が感じた日本の「道徳教育」のすごみ
知らず知らずのうちに道徳心を学んでいる
「若者の頭を教育する際、心の教育を忘れてはならない」
と語ったのは世界的に有名なチベットの指導者、ダライ・ラマだ。
現代の子どもたちが、家庭より学校でより長い時間を過ごしていることを考えれば、この考え方は意義深い。
実際、米国においても、日本においても、一般の小学生は6~7時間を学校で過ごす。
さらに、放課後の活動を加えれば、子どもがどれだけ長い時間を家庭外で過ごしているかわかるだろう。
■「道徳教育」日米の違い
確かに、道徳教育の基盤は家庭にあるべきで、道徳を子どもに教える責任は親にある。
しかし、子どもが夕方や夜間しか家にいないのに、家庭内の教育だけでこれらの価値観を植え付けられると期待するのは非現実的だ。
道徳教育において学校は主要な役割を担っている。
そこで、今回は日本と米国で道徳教育にどのような差があるのか考えてみたい。
多くの日本人は道徳教育を受けている。
文部科学省は、学校のあらゆる教育活動において
「道徳的な心情、判断力、実践、態度などの道徳性を養う」
を目的に掲げている。
これには
秩序、注意深さ、努力、公平性、人間や自然との関係における協調性
も含まれている。
ガイドラインによると、週に少なくとも1時限は道徳教育に当てられる。
道徳は長らく教科外の「活動」とされてきたが、2018年度から小中学校の「特別の教科」に格上げされる。
安倍政権は、2011年に大津市の中学生がいじめを苦に自殺した事件など学校における深刻ないじめ問題を変革の理由に挙げた。
これまで教師が作っていた副教材や資料に代わり、標準教科書が使われるほか、教師は生徒一人ひとりの成績を記述し、数値ではなく主観的に評価することになる。
一方の米国はどうか。「Moral(道徳)」の語源はラテン語にあり、人々の規範や習慣、共存するための社会的接着剤を意味する。
米国では「人格教育」という言葉に包括して使われている。
子どもたちに道徳的、市民的、礼儀的、反いじめ的なスキルを身に付けさせる指導が狙いだ。
これにはライフスキル教育、道徳的・倫理的な考え方、問題解決力なども含まれている。
つまり、幼い子どもに良い振る舞いや価値観を教えるのである。
米国では、36の州が人格教育を具体的に義務化または促進しているが、導入はなかなか進んでいない。
視野の狭いカリキュラムに重点を置いていることなどがその理由だ。
しかし、それよりも大きな理由は、公立学校に規律を乱す生徒が多すぎることである。
実際、米教員連盟(AFT)の調査によると、
教員の17%が生徒による規律を乱す行動のため週に4時間以上の授業時間を失ったと回答し、
さらに19%が2~3時間を失ったと回答している。
小学校の教師を務めたことがあるティナ・オーエン氏は、日本の道徳教育制度は称賛すべきとしながらも、米国では導入するのは難しいと話す。
「正直、教師の負担を増やすだけ。
問題行動があまりにもひどく、読み書きや算数の授業でさえまともにできない」。
つまり、道徳教育を行うより前に、「まずは教育に集中したい」というわけだ。
オーエン氏によると、小学校教師の多くは問題行動の記録に追われている。
記録といっても、単に態度が悪かった、と書くだけではない。
「どう悪かったのか」を詳細に記述しなければいけないのだ。
「ジョンは椅子を蹴った。それからスージーを蹴り、私を蹴ると脅した」
といった具合に。
こんなことに追われている教師に、道徳を教える時間などあるだろうか。
■日本の子どもたちを見て感銘を受けた
かつては米国もこうではなかった。
オーエン氏によると、彼女の母親が1963年から1987年まで教師として働いていたころ、当時の学校では人格や道徳教育の観点から、礼儀作法の指導は徹底されていたという。
トーマス・ジェファーソンやベンジャミン・フランクリンらをはじめとする米国の創設者の多くも、人格教育は米国にとって重要だと考えてきた。
しかし、現代の米国の公立校ではこうした教育に重点をおくことが難しくなってきている。
ただし、多くの親はそれでいいとは思っていない。
実際、米調査機関ギャラップの調査によると、約90%の米国人が公立学校で「誠実」「平等主義」「寛容」といった価値観を教えるべきだと考えている。
2人の小学生の母であるジョイ・マカリスターさんも、「道徳は幼いころに学ぶのが理想的だ」と話す。
実は、マカリスターさんは道徳的教育の観点から、子どもたちを私立に通わせている。
子どもたちが通う学校の児童数は89人と小規模。
人格教育の授業では、グループでの話し合いや、役割練習などが行われるほか、学校の規則には仲間はずれを禁止するものも含まれているという。
また、5年生になると、ホームレス施設を訪問し、なぜホームレスが生まれ、どうしたらこの問題を改善できるのかを学ぶ授業もあるそうだ。
こうした授業や活動を通じて、
「人はみな異なる意見を持っていることを学び、子どもたちは前向きで、道徳的に人に接することができる」
とマカリスターさんは話す。
実はマカリスターさんは、先ごろ小学校1年生の娘と日本旅行へでかけ、日本で出会った幼い子どもたちの心遣いや、礼儀正しさ、責任感の強さに感銘を受けたばかり。
彼女にとってこうした「資質」はとても重要であり、私立学校を選んだ理由でもある。
私立では宗教教育が許可されているが、彼女が重視するのは宗教的な教えではなく、道徳なのである。
もちろん、日本にしろ、米国にしろ道徳教育に対して懐疑的な声もある。
教育関係者の中には、道徳教育には政治的底流があり、政治的右派に傾く伝統的、国家主義的、保守的な価値観を子どもたちに教えている、と指摘する人もいる。
教師が、同様の意見を持った生徒にしか良い成績を与えないのではないか、という懸念もある。
そもそも、こうした教育が生徒の価値観や行動に影響を及ぼすかは微妙だと見る向きもある。
■形だけの人格教育には意味はない
これに対して、オーエン氏は教育の効果は、指導方法によると指摘する。
「たとえば、校長が毎日、偉人の名言を1つずつ伝えるような形ばかりの『人格教育』は意味がない」。
教育や育児に関する複数の著書を執筆しているアルフィー・コーン氏も、著書の中でこう述べている。
「ある種のテクニックを用いて人格教育を行うことで、一時的に特定の行動を覚えさせることはできるだろう。
しかし、(子どもたちの)言動が続く可能性は低い。
環境が変わったらなおさらだろう。
それは児童に、そうした教えを自らの価値観に取り入れるように教えていないからだ」。
では実際、どういう指導方法が理想的なのだろうか。
オーエン氏が見た、最も実践的かつ効果的な道徳教育が行われていたのは、アラスカのある学校だった。
この学校では、校長が毎日すべてのクラスに足を運び、席について授業を観察していた。
彼はすべてのクラスの状況を把握し、生徒たちとも良好な関係を築いていた。
生徒が不適切な行動を起こした場合は、すぐにその生徒と話し合った。
校長の行動は参加型の学校をつくり出し、生徒も教師も学校が掲げる道徳的目標の実践に励んでいるという。
「多くの教師は道徳を教えたいと思っている」
とオーエン氏は言う。
「子どもが行儀良くして、思いやりを持ってくれたら成績も上がるのではないだろうか」。
米国人の私は、日本の道徳教育には詳しくない。
しかし、広島県呉市出身のトモコ・ロシターさんの説明はとても印象的だった。
幼少時代を日本で過ごした彼女は、小学生のころ受けた道徳教育をはっきりと覚えているとして、こう話してくれた。
「みんなでテーマを決めて、その週の会長になった人が司会役になった。
クラスで嫌われていた女子について話し合った時のことをよく覚えている。
自分たちの振る舞いを考え、どうしたら改善できるか話し合った。
彼女が立ち上がって『仲間外れにしないで仲間に入れてくれてありがとう』と言ったのをはっきり覚えている」
日本では、学校も教師も自らの信念を押し付けることをせず、日本に昔からある道徳心に従うよう指導する。
生徒たちは、さまざまな道徳の授業を通じて、親や年長者を敬ったり、動物に優しく接したり、困っている人を助けたりすることの大切さを学ぶ。
ロシターさんも、この経験を通じて「相手の立場に立って考えることの大切さ」を学んだという。彼女にとって学校は、道徳心を学ぶ場だったのである。
■日本ならではの優れた「教育」
米国人から見て、日本の教育が優れていると感じる点はもう1つある。
それは、掃除や給食当番、魚やウサギ、植物の世話などさまざまな「係」を子どもたちに任せることを通じて、道徳を教えていることだ。
こうした活動は単に掃除のスキルなどを身に付けられるだけでなく、仲間と協力し合ったり、責任感を持ったりすることの大切さを学ぶことができる。
米国の学校でも、限られた形ではあるが、こうした活動を取り入れようとしているところもある。
両国の道徳や生活技能の教育システムを比べると、日本の指導方法がより効果的なように思われる。
米国の学校は日本のアプローチを学ぶべきかもしれない。
道徳や価値観は家庭で教えられるべきものだ。
しかし、子どもが家庭の外で過ごす時間が増えている中で、学校もこうした教育に力を入れるのは当然のことなのである。
セオドア・ルーズベルト大統領はこう述べている。
「長期的に見れば、品性こそが、個人の人生や国家を決定付ける最も大事な要素である」
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Record china配信日時:2017年4月1日(土) 23時50分
http://www.recordchina.co.jp/b174058-s0-c60.html
中国人はなぜ日本を憎みながら、
ますます日本文化に魅了されているのか
昨年公開された日本のアニメ映画「君の名は。」が中国で大ヒットを記録した。
政治的に良好ではない関係が続いているが、アニメをはじめとする日本文化は確実に中国国内で存在感を増している。
そうした中、網易新聞は1日、「なぜ私たちは日本を憎むと同時に、ますます日本文化を好きになっているのか」と題するコラムを掲載。中国人が日本文化に魅了される理由について分析している。
コラムは冒頭、
「日本の侵略戦争を理由に多くの中国人が日本に相当に大きい敵意を抱いている。
もっとも、ソーシャルメディアを見渡せば、ますます多くの若者が日本文化に夢中になっている現実がある」
と指摘。
「日本に行ったことのない若者たちが、なぜこれほどまでに日本文化に興味を示すのか」
と疑問を投げかける。
そして、多くの中国人にとって日本文化の入り口となっているものとして、アニメや漫画、ドラマ、映画を挙げ、
「平和な時代に生まれた80年代、90年代生まれは日本を比較的受け入れやすく、幼少期に日本のアニメを見て育った人が多い」
と解説。
例として、「ドラゴンボール」や「アラレちゃん」、「ドラえもん」などの日本のアニメを紹介し、
「タケコプターやタイムマシンは、中国の若者たちと共に数えきれない時を過ごした」
とその関係性を表現した。
コラムではこのほか、「デジタルモンスター」や「遊戯王」、「NARUTO」、「スラムダンク」などの作品を挙げ、
「これらのアニメでは見た目の美しさだけでなく、自由を追い求め、理想の自分を実現する力が表現されている。
こうした力は、純真無垢(むく)な少年だけでなく、
現状に不満を抱いていながらそれを変える力のない大人までもを、まるでブラックホールのように引き込む力がある」
と分析。
この点が、日本のアニメが世代を超えて愛される理由だとしている。
これに対して中国の国産アニメについては、
「見た目もストーリーも完全に子ども向けで、高校生になった子どもが夢中になれば、それこそ親が心配するレベルのものだ」
とし、日本のアニメが中国でヒットした理由は作品自体の良さだけでなく、ライバルがいなかったことにもあると指摘している。
また、日本のドラマについても言及し、
「テーマが非常に広く、内容が豊か。
国内で抗日戦争ものや宮廷闘争劇を繰り返し放送して飽きられているのとは違い、人々が人間性や社会について考える時、より多くの見方を提供してくれる」
と評した。
また、
「日本のドラマは若者の欲求と痛点(痛いところ)を突いた」
といい、若者は“個性化”を好むため、個性豊かな日本ドラマのBGMや役者、登場人物の衣装などに魅力を感じたという。
さらに、中国で昨年、メディアの流行語の一つとなった「匠の精神」と伝統文化の発揚に関連して、
「中国にこれまで匠の精神がなかったということではなく、流れの速い社会の中で捨て去られてしまったのだろう。
振り返って日本を見ると、古代中国から学んで改良を重ねた文化は今まさに生き生きとしている。
我々は自分たちの伝統文化を、もはや博物館の中にしか見ることができない」
と日中を比較している。
コラムはこのほか、家電や化粧品などの日本製品が以前から「優良品」の代名詞であったこと、日本と中国の伝統文化には密接なかかわりがあり、文化交流の素地があったこと、共に漢字を使うことで言語的なハードルが低いことなども理由として挙げた。
そして最後に、
「ある国の文化を好きになることは、正しいとか、間違っているとか言えるものではない。
好きであることに“崇拝”というレッテルを張られたり、好きであることが
イデオロギーにおいて正しいかどうかや歴史の恩や恨みにとらわれて評価されたりすることこそが、病的な状態なのである」
と結んでいる。
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はじめてのお使い
爆笑大冒険 2017年スペシャル 平成29年1月9日
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はじめてのおつかい 2017年1月9日 170109 Part 1/3
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はじめてのおつかい 2017年1月9日170109 Part 2/3
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はじめてのおつかい 2017年1月9日170109 Part 3/3
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