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● 中国禁漁政策を実施
●護衛艦「いずも」出航予定
中国はどういうわけか孤立化の方向へ歩を進めているようである。
とくに南シナ海に一方的禁漁宣言とはあまりに強引すぎる。
徐々に自らの首を絞めているようにしか思えない。
それを見透かしたように
「待ってました!」
とばかりに日本は対抗して最大の、そしてハイレベルの技術水準の護衛艦「いずも」をその地域に派遣するという。
じわじわと中国と日本がにらみ合う状態に入りつつあるようだ。
おそらく、それに呼応するようにアメリカが動くだろう。
中国の南シナ海禁漁政策をタテにとり、日米による中国抑え込みが動き出したといった感じがある。
中国は練習空母「遼寧」を運航させた。
対する日本は軽空母「いずも」である。
大きさは半分である。
少々迫力に欠けるかな?
「遼寧」は練習艦、「いずも」は実戦戦闘艦であるから、詰まっているキャリアが違う、といったところか。
軽空母なので「いずも」単艦では動かない。
駆逐艦、対潜艦など、必要な編隊を組んでの出航となろう。
となれば、その周辺を日本の戦闘機やAWACSや給油機がうろつくことになる。
「いずも」は戦闘機の着艦はできないから、長時間はムリで本土から行ったり来たりになる。
とすればこれは、実戦想定の完全な戦闘訓練になる。
中国の禁漁政策を逆手にとってのタイミングで出ていくなどは、政治的な芸の細かさなのか、それとも満を持しての行動なのか?
アメリカ軍との合同だと、オスプレイのプラットフォームにもなるし、
もしかしたらテストでF35Bも着艦するかもしれない。
回数の多い着艦は無理だろうが、テスト程度なら可能であろう。
となれば、この出航は明確に日本が中国を意識した軍事復興といことにもなる。
中国が尖閣に来るなら、日本は南シナ海に出ていきますよ、
というメッセージになってくる。
いよいよ日本の軍事力が動き出す
そんな感じがしているのである。
2012年に安眠をむさぼっていた日本の枕を蹴飛ばしてたたき起こしたのが、中国の反日暴動。
寝ぼけ眼をこすりながら、そこから「普通の国へ」と動き出した。
そして5年の歳月が流れて、やっとこさ普通の国へと変身した。
それが、この「いずも」の出航だろう。
戦後の平和ボケを叩き直してくれたのは、なんといっても「中国様」。
この騒動で’日本企業が被った被害は数百億円から1,000億円になるという。
その金額の桁から日本はこれをきっかけにガラリと変わった。
ということは、中国は黒船であり、同時に
中国は日本の最大支援国家、
とも言える。
この中国の行動なしにはいまの日本はありえない。
アメリカが蓋をした国防力だが、中国がその蓋をとってくれた、
という因果のシナリオになってきている。
日本政府にとっては
「アリガタヤ、中国様」
で、笑いがとまらないであろう。
なにしろ、頭を抑えていたアメリカの手を振り払ってくれたのは、中国なのだから。
中国としても、このデモのとき大慌てで以後すべての集会とデモを禁止してしまった。
通常なら「反日デモ記念集会」ぐらいはあってもいいが、それすらも禁止してしまうほどに当局は反日におびえている。
矛先が政府に向けられ、政権転覆に至る暴動に発展することを危惧したのであろう。
まあ、この騒動によって日本政府は
これからだ!
とばかりに関係者は意気揚々で、小躍りして喜んだことになる
それが安部さんの「普通の国」宣言となる。
「いずも」の動きとは、その反日の嵐の日から
5年目にして打って出る態勢が整い始めてきた、
ということであろうか。
でも、本当に空母打撃軍としての編隊を組めるのかと考えると、少々疑問なのだが。
アメリカのサポートを端から想定しているということなのだろうか。
『
Record china配信日時:2017年3月11日(土) 12時30分
http://www.recordchina.co.jp/b171861-s0-c10.html
中国が南シナ海で禁漁政策を実施、
周辺国と関係悪化の恐れ―米メディア
2017年3月10日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事
「中国の禁漁政策、隣国の怒りを招く可能性」
を掲載した。
中国農業部は先日、5月にも厳格な禁漁政策を実施するとの方針を発表した。
対象海域には南シナ海の台湾、ベトナム、フィリピンが主権を主張する海域も含まれている。
人民日報の報道によると、禁漁期間は今年8月まで継続され、国籍を問わずすべての漁民が対象になるという。
中国は1995年にも禁漁政策を実施、違反者には漁船没収などの厳しい措置をとった。
今回同様の政策を繰り返せば、ベトナムやフィリピンとの関係悪化は必至だと専門家は指摘している。
また、この禁漁政策は昨年ハーグ仲裁裁判所が下した判決にも違反している可能性が高い。
南シナ海の年間漁獲量は約1660万トン。
370万人もの雇用を生み出している漁場だが、乱獲が続き資源の減少が続いている。
』
『
Record china配信日時:2017年3月13日(月) 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/b171287-s0-c10.html
中国海軍、南シナ海での作戦能力を増強
「艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害」―仏メディア
2017年3月10日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)は、
「中国海軍は南シナ海での軍事能力を引き上げ、艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害する」
との記事を掲載した。
トランプ米大統領は1月の就任後、海軍能力を引き上げると表明した一方、台湾との関係ではあいまいな態度を取り、南シナ海情勢の緊迫化を招いている。
しかし、中国は弱腰にならず、海軍幹部は海と空の双方の軍事能力引き上げを明言している。
ロイター通信や中国メディアによると、中国海軍副参謀長の王維明(ワン・ウェイミン)氏はこのほど、「南シナ海では艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害する」と表明。
突発的事態に対応する能力を保持すると強調し、「海軍の艦船は量、質ともに向上を続けている」と自信を示した。
さらに、中国の自主設計による国産空母について、船体部分はすでに完成しており、現在設備や安全装備を取り付けている最中だとした。
中国メディアは
「南シナ海への外国船舶の流入増を受けたもので、米海軍を意識した発言だ」
と報道。
ロイター通信は
「中国海軍は今年、船舶の数、質、性能などを過去最高にするだろう」
と予測した。
仏AFP通信は、北朝鮮のミサイル発射を受け、日米が東シナ海で合同演習したと報道。
日本が中国との間で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題などを抱えていると伝えた。
』
さて意図的にそれに対抗する海自の動きは。
まさに、5月から8月までの3カ月間は南シナ海で中国と日本がにらみ合うことになる。
『
ロイター | 2017年 03月 13日 18:14 JST
http://jp.reuters.com/article/maritime-self-defence-izumo-idJPKBN16K0UA
海自最大の護衛艦「いずも」、
南シナ海で長期活動へ=関係者
● 3月13日、海上自衛隊が5月から約3カ月間、最新鋭の護衛艦「いずも」(写真)を南シナ海とインド洋に派遣することがわかった。写真は横須賀で2016年12月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 13日 ロイター] -
海上自衛隊が5月から約3カ月間、最新鋭の護衛艦「いずも」を南シナ海とインド洋に派遣することがわかった。
長期の航海でいずもの戦力向上を狙うとともに、訓練やフィリピンなどへの寄港を通じ、南シナ海の軍事拠点化を進める中国をけん制する。
複数の関係者によると、いずもは5月初めに日本を出港し、同月中旬にシンガポールで行われる国際観艦式と国際共同訓練に参加する。7月中旬に日本・米国・インドがインド洋で実施する共同訓練「マラバール」にも参加する予定だが、それまで日本にいったん帰港せず、南シナ海に約2カ月とどまる。
海自はインドネシアのジャカルタ、フィリピンのスービック、スリランカのコロンボへの寄港のほか、南シナ海の米海軍との共同訓練などを調整している。
フィリピンではドゥテルテ大統領を艦上に招待することも検討している。
海自最大の護衛艦いずもは、2015年3月に就役したばかり。
空母のような広い甲板を備え、対潜水艦戦などにヘリコプター9機を同時に投入できる。
「(出国から帰国まで)約3カ月間の長期行動をすることで、いずもの早期の戦力化を図る」
と関係者の1人は話している。
「中国は常に目を光らせるだろう」
と同関係者はみている。
中国が南シナ海で人工島の造成を進める中、海上交通路(シーレーン)への影響を懸念する日本は、中国と領有権を争うフィリピンやベトナムなどの軍事力向上を支援してきた。
同海域での哨戒活動や、米軍の「航行の自由作戦」への参加は見送ってきたが、新たに護衛艦を長期派遣することで、自衛隊の関与を強める。
海上幕僚監部の広報室はロイターの問い合わせに対し、「回答を控える」とした。
(久保信博、ティム・ケリー 編集:田巻一彦)
』
『
テレビ朝日系(ANN) 3/14(火) 7:04配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170314-00000007-ann-pol
海自護衛艦「いずも」南シナ海とインド洋に派遣へ
政府は、海上自衛隊の最新鋭護衛艦「いずも」を5月から約3カ月間、南シナ海とインド洋に派遣する方向で調整していることが分かりました。
護衛艦のいずもは、対潜水艦戦や大規模災害などに対応するため、ヘリ9機を同時に搭載することが可能です。
いずもは5月初旬に日本を経ち、中旬にはシンガポールで国際観艦式と共同訓練に参加します。
その後、7月中旬には日本とアメリカ、インドが共同で訓練を実施する「マラバール」にインド洋で参加する予定で、それまでの間は日本に戻らない方向で調整しています
中国が海洋進出をさらに強めるなか、アメリカやインド、シンガポールなどと南シナ海で共同訓練を行うことで中国を牽制(けんせい)する狙いがあります。
』
『
Wikipedia
いずも型護衛艦(いずもがたごえいかん、英語: Izumo-class helicopter destroyer)は、海上自衛隊が取得を進めているヘリコプター搭載護衛艦 (DDH) の艦級である。
先行して建造・配備されたひゅうが型 (16DDH) をもとに大型化し、航空運用機能や多用途性を強化したものとなっている。
1番艦「いずも」が平成22年度予算で、2番艦「かが」が平成24年度予算で建造された護衛艦であるため、ヘリコプター護衛艦を意味する記号の「DDH」を付けて、それぞれ22DDH、24DDHとも呼ばれる。
排水量:基準:19,500トン(計画)満載:27,000トン(計画)[1]
全長 248.0m
全幅 38.0m
深さ 23.5m
乗員
520名(うち司令部要員50名)+長期宿泊可能者450名
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『
●空母型「いずも」、洋上司令部に=海自最大の護衛艦就役
時事通信社/JIJIPRESS
Published on Mar 29, 2015
』
『
毎日新聞 3/14(火) 21:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000124-mai-pol
<海自>最大艦「いずも」5月から南シナ海とインド洋に派遣
海上自衛隊が最大の護衛艦「いずも」を5月から7月にかけて南シナ海とインド洋に派遣する。
中国が人工島の埋め立てを進める南シナ海に同艦を航行させるのは初めてで、中国をけん制する狙いとみられる。
いずもは「空母型」の護衛艦で、ヘリコプター9機を収容できる。
防衛省関係者によると5月初めに日本を出て同月中旬にシンガポールでの国際観艦式に参加。
フィリピンのスービック湾などに寄港しながら、米軍と共同で訓練するなど南シナ海での活動を調整している。
7月中旬にはインド洋で米国、インドと実施する共同訓練「マラバール」に参加の予定。
【いずもってこんな船】写真特集・護衛艦いずも 内部も公開
http://mainichi.jp/graph/2015/03/27/20150327k0000m040159000c/001.html
護衛艦いずも:内部を報道公開 一般には4月11日
』
『
●そろそろ日本が羽を伸ばしてもいい頃だ... 日本が最新鋭の護衛艦「いずも」を南シ○海とインド洋に派遣決定(海外の反応)
Published on Mar 14, 2017
』
『
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2017/03/15 10:40
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/15/2017031501136.html
海軍力を誇示する日本、
ヘリ空母「いずも」を南シナ海へ
「ヘリ空母」といわれる日本の護衛艦「いずも」が、今年5月から8月にかけて、南シナ海の領有権をめぐって中国と対立している国々を回りつつ米国・日本・インドの年次合同演習に参加することを計画しているという。
ロイター通信が14日に報じた。米国CNNテレビも
「国防総省の消息筋が、こうした計画を確認した」
と伝えた。
「いずも」は、第2次大戦後に日本が保有した中では最大規模の戦闘艦で、有事の際には空母として活用できる。
「いずも」の南シナ海投入は、日本にとって戦後最大規模の海軍力誇示になる見込みだ。
中国は昨年12月から今年1月にかけて空母「遼寧」機動部隊を南シナ海へ送り、軍事演習を実施した。
米国も今年2月から1カ月近くにわたり、空母「カール・ビンソン」を問題の海域に投入した。
報道によると、海上自衛隊の「いずも」は5月からシンガポール・インドネシア・フィリピン・スリランカを順次訪問した後、7月にはインド洋で行われる米印海軍との年次合同演習「マラバール」に参加する。
この過程で、東南アジア諸国が中国と領有権をめぐって対立している南シナ海を通過する-とCNNは伝えた。
またロイター通信は
「自衛隊は、今回の長期航海を通して、
『いずも』の能力をテストしつつ南シナ海で米海軍と共に訓練を行う予定」
と報じた。
自衛隊の艦艇が南シナ海で訓練を行うこと自体は、初めてではない。
しかし「いずも」は事実上空母に相当するという点から、これまでの自衛隊の艦艇とは存在感が異なる。
全長248メートル、全幅38メートルの「いずも」は、米国の原子力空母や中国初の空母「遼寧」よりは小さい。
しかし、英国・イタリア・スペインなど欧州諸国が有する空母よりは大きい。
しかも「いずも」の上甲板を少し改造すれば、米海兵隊が保有する短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型のF35B戦闘機を搭載できる。
第2次大戦後、日本は空母の保有が禁じられていたが、「いずも」によって事実上空母クラスの海軍力を有していると評されている。
ホワイトハウスのスティーブン・バノン首席戦略官が作った極右メディア「ブライトバート」は
「名前だけは駆逐艦の『いずも』による3カ月の航海を、中国は挑発的な武力の誇示と感じるだろう。
『いずも』は、敵国が占領した島しょを奪還する水陸両用作戦に特化している」
と分析した。
またCNNは
「日本の平和憲法は自衛隊に交戦権を認めていないが、
『いずも』は日本の軍事力を海外に投射し得る例外的な手段」
と報じた。
トランプ政権発足後、南シナ海をめぐる米中の対立は激化が続いている。
レックス・ティラーソン国務長官は、就任前に「中国が南シナ海で行っている人工島アプローチを防ぐ」と語っていた。
中国は南シナ海で、軍事基地などを有する七つの人工島を完成させている。
ジェームズ・マティス国防長官も
「(中国が領有権を主張している)南シナ海でも、必ず米国の利益を守らなければならない」
として、海軍力の増強を予告した。
これに対抗して中国は昨年末、史上初めて自国の空母機動部隊を南シナ海へ投入し、不退転の決意を見せた。
日本はこれまで、東シナ海の尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐって中国と対立してきたが、南シナ海問題には直接タッチしなかった。
その日本が南シナ海に「いずも」を送ると決めたことにより、米国と共に中国をけん制するため共同戦線を張る、という分析が登場している。
米国は、南シナ海を含む西太平洋へ進出しようとする中国の試みを阻止する上で日本の役割が重要と判断し、日本もこうした機会を活用して軍事力の拡大を図っているという。
また、中国と対立している東南アジア諸国をまとめようという狙いもあるものとみられる。
ロイター通信は
「日本は、『いずも』がフィリピンを訪問した際、ドゥテルテ大統領が『いずも』を訪問することを希望している」
と伝えた。
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【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】
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●海上自衛隊護衛艦いずもにステルス戦闘機F-35Bライトニング2は搭載可能?飛龍を超えるスケールの軽空母いずもの装備、実力について
Published on Dec 10, 2016
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●【青山繁晴】中国ビビりまくり!護衛艦いずも1隻に中国海軍は勝てない!
Published on Mar 9, 2017
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●【海上自衛隊】海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」のすべて-その能力に迫る![桜H27/7/13]
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●日米の大艦隊が記念撮影(約20隻)・海上自衛隊(いずも・ひゅうが・いせ他)&ロナルド・レーガン空母打撃群 - US-Japan Fleet Photo Exercise
Published on Nov 23, 2015
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