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ロイター 5/25(木) 14:14配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170525-00000059-reut-cn
南シナ海の中国人工島12カイリ内で航行の自由作戦=米当局者
[ワシントン 24日 ロイター] -
米当局者は、米海軍の駆逐艦「デューイ」が、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内で「航行の自由」作戦を展開したと明らかにした。
トランプ政権下で初めてとなる。
当局者は匿名を条件に、デューイが南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のミスチーフ環礁付近を航行していると述べた。
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日本テレビ系(NNN) 5/25(木) 13:17配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170525-00000031-nnn-int
トランプ政権初 南シナ海で航行の自由作戦
アメリカ海軍は24日、南シナ海で中国が領有を主張する人工島の12カイリ内に艦船を派遣する、いわゆる「航行の自由」作戦を行った。
トランプ政権になってからは初めて。
ロイター通信などによると、海軍の駆逐艦は24日、南沙諸島のミスチーフ礁で、中国が埋め立てて造った人工島の12カイリ内を航行した。
中国はこの島の領有を主張しているが、フィリピンが中国を提訴した仲裁裁判の判決では、領有権が存在しないとの判断が下されている。
中国は島の軍事化を着々と進めているが、トランプ大統領は北朝鮮問題をめぐり中国の協力を重視していて、南シナ海の問題が軽視されるのではないかとの懸念の声が高まっていた。
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毎日新聞2017年5月25日 11時03分(最終更新 5月25日 12時51分)
https://mainichi.jp/articles/20170525/k00/00e/030/272000c?inb=ys
米海軍:南シナ海で「航行の自由」作戦 トランプ政権で初
■南沙諸島ミスチーフ礁12カイリ内を駆逐艦「デューイ」航行
【ワシントン会川晴之】ロイター通信など米欧の主要メディアによると、米海軍が南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島で24日、「航行の自由」作戦を実施した。
米当局者の話として伝えた。
中国が実効支配するミスチーフ礁(中国名・美済礁)の12カイリ(約22キロ)内をミサイル駆逐艦「デューイ」が航行した。
南シナ海での実施は昨年10月以来5度目だが、トランプ政権発足後では初めて。
中国の反発は必至だ。
トランプ政権は、中国がミスチーフ礁など南シナ海の岩礁を埋め立てて人工島を作り、軍事要塞を整備していることに強い懸念を示している。
人工島を民間衛星写真で分析している米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は今年2月、中国がミスチーフ礁に地対空ミサイルを格納すると見られる施設を建設中と発表していた。
ミスチーフ礁は、昨年7月の仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判決で、低潮時には水面上にあるが、高潮時には水没する「低潮高地」と認定された。
国際法上は、領海も排他的経済水域(EEZ)も設定できない。
中国が領海を主張しにくいため、ミスチーフ礁を対象に選んだ可能性がある。この岩礁は、米国が2015年10月に実施した1回目の航行の自由作戦でも対象になった。
トランプ政権は、核・弾道ミサイルの開発を加速する北朝鮮の国際的包囲網を築くため、北朝鮮の最大の貿易相手国である中国に協力を求めている。
その一方で「国際法の下、すべての国の(航行の)自由と権利を守るため、今後も定期的に『航行の自由』作戦を続ける」(国防総省)方針も示している。
米軍は16会計年度(15年10月~16年9月)中に22カ国・地域が領有を主張する海域や空域を対象に航行(飛行)の自由作戦を実施した。
中国やインド、ベトナムなど13カ国に対しては複数回、日本に対しても1回行っている。
■「航行の自由」作戦
他国・地域が領有を主張する海域や空域を対象に、「国際法で認められた航行や飛行の自由を守る」という名目で軍事艦艇や航空機を派遣して行う。
米軍は世界的に行っているが、中国が実効支配を強める南シナ海での実施は5度目。
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TBS系(JNN) 5/26(金) 1:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170526-00000003-jnn-int
中国「強烈な不満」
米軍が「航行の自由作戦」実施
アメリカ軍のミサイル駆逐艦が中国が実効支配する南シナ海の島の沖合を航行したことについて、中国政府は「強烈な不満」を表明しました。
「中国海軍は法にのっとってアメリカ軍艦を確認し、警告・駆逐した」(中国外務省 陸慷報道官)
中国外務省の陸慷報道官は、アメリカ軍のミサイル駆逐艦が24日に中国が実行支配している南沙諸島ミスチーフ礁の12海里内を航行したことについて、中国の主権を侵害するとして「強烈な不満と断固たる反対」を表明しました。
アメリカ軍が南シナ海の軍事拠点化を進める中国をけん制する目的で艦船を航行させる「航行の自由作戦」を実施するのはトランプ政権になってから初めてのことですが、陸慷報道官は「中国とアメリカの協力関係に影響をもたらすことを避けるよう強く促す」と述べ、作戦の中止を求めました。
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毎日新聞 5/26(金) 1:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170526-00000002-mai-int
<米国>対中関係悪化は回避
南沙諸島で「航行の自由」作戦
【ワシントン会川晴之、北京・河津啓介】
ロイター通信などによると、米海軍が南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島で24日、「航行の自由」作戦を実施した。
米当局者の話として伝えた。
南シナ海での実施は昨年10月以来5度目だが、トランプ政権発足後は初めて。
ただ、国防総省は作戦を公式に発表していない。
トランプ政権は、中国による軍事拠点化を認めない姿勢を改めて示す一方、北朝鮮への圧力強化を求めている中国との関係悪化を避ける狙いがあるとみられる。
中国外務省の陸慷報道局長は25日の定例記者会見で、「中国の主権と安全保障上の利益を損ない、強烈な不満と断固とした反対を表明する」と批判。
国防省の任国強・報道官も同日の会見で米側に厳正な申し入れをしたことを明かした。
ただ、任氏が「健全で安定した中米関係は双方の共同利益に符合する」と述べるなど、中国側も米国との関係悪化を望まない姿勢もにじませた。
習近平指導部は今秋、5年に1度の重要な中国共産党大会を控えており、米中関係の不安定化を望んでいない。
中国の国際情報紙「環球時報」は25日に発表した社説(電子版)で、「現在の中米関係の焦点は南シナ海ではない」と指摘。
同紙は今回の作戦がホワイトハウスではなく米海軍が主導したとの見方を示すことで、トランプ大統領への批判を避けた。
今回の作戦では、中国が実効支配するミスチーフ礁(中国名・美済礁)の12カイリ(約22キロ)内をミサイル駆逐艦「デューイ」が航行した。
トランプ政権は中国が南シナ海の岩礁を埋め立てて人工島を造り、軍事要塞(ようさい)を整備していることに強い懸念を示している。
一方で、核・弾道ミサイルの開発を加速する北朝鮮の国際的包囲網を築くため、北朝鮮の最大の貿易相手国である中国に協力を求めている。
米メディアによると、トランプ政権発足後、米軍は航行の自由作戦の実施を3回申請したが、却下されていたという。
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