2017年5月20日土曜日

ベトナム・フィリッピン・ミヤンマー:中国との関係修復?

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日本テレビ系(NNN) 5/20(土) 7:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170520-00000004-nnn-int

比が南シナ海で資源採掘なら「戦争」習主席



 フィリピンのドゥテルテ大統領は19日の演説で、今月行われた中国・習近平国家主席との会談の際、フィリピンが南シナ海で天然資源を採掘した場合、習主席から「戦争になる」と警告されたことを明らかにした。

 演説でドゥテルテ大統領は、今月15日に北京で行われた習近平主席との会談について触れ、「自分たちのものだから採掘するつもりだ」と中国と領有権を争う南シナ海で天然資源を採掘する考えがあることを中国側に表明したと述べた。

 その際に習主席から、
 「私たちは友人だから争いたくないが、強行するなら戦争になる」
と警告を受けたという。

 ドゥテルテ大統領は就任後、南シナ海問題を棚上げしてまで、中国との関係改善を進めてきただけに、中国側から肩透かしをくらった格好。

 南シナ海には天然ガスなどの資源が豊富にあるとされ、ドゥテルテ大統領はこれまでにも資源開発に前向きな姿勢を示していた。



朝日新聞デジタル 5/20(土) 11:05配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000028-asahi-int

習主席、ドゥテルテ氏に警告? 
権益主張なら「戦争に」

 フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、ダバオ市で演説し、中国・北京で習近平(シーチンピン)国家主席と会談した際、「フィリピンが、南シナ海の権益を強く主張するなら戦争になる」と警告されたことを明らかにした。

 ドゥテルテ氏は演説で、習主席らとの15日の会談について触れ、南シナ海での石油探査に意欲を持っていることを伝えた上で、
 「中国のものだというのはあなたの見方だ。
 我々のものなのだから、採掘できるというのが我々の考えだ」
と会話の内容を明かした。
 これに対し、「(習主席から)我々は友人でけんかはしたくない。だが、その問題を押し通すなら戦争になる、と言われた」という。

 フィリピンと中国は南シナ海問題で対立関係にあったが、ドゥテルテ氏が昨年10月に習主席と初会談し、中国側から多額の財政融資を取り付けて以来、中国に対する権利主張を控えてきた。
 ドゥテルテ氏の発言の真意は不明だが、親中的な自らの姿勢への批判をかわす狙いもありそうだ。



レコードチャイナ 如月 隼人配信日時:2017年5月20日(土) 9時50分
http://www.recordchina.co.jp/b178734-s111-c10.html

<コラム>中国が対ベトナム・フィリピン関係を急速修復、
狙いは「台湾・蔡英文政権締め付け」か

 中国がベトナムやフィリピンとの関係を急速に回復させている。
 両国と「一帯一路」など経済協力を強化し、さらに18日には東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国高官との会議で「南シナ海行動規範」の枠組み制定で合意した。
 中国は蔡英文政権下の台湾に圧力をかけることを、目下のところ最優先課題と認識していると言ってよい。

 まず注目すべきは、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席が5月11日から15日まで中国を公式訪問して「一帯一路国際サミット」に出席し、中国との共同声明を発表したことだ。
 同声明は南シナ海など領有権や権益が絡む両国が対立をエスカレートさせないことを盛り込んだ。
 一方で、経済関係においてはベトナムから中国への農産物輸出を拡大することや、中国企業のベトナムへの投資を加速する方針を示した。

★.さらに、「ベトナムは一つの中国政策を支持し、(台湾海峡)両岸関係の平和的な発展と中国統一の大業を支持する。
 いかなる形式の『台湾独立』分裂活動にも断固として反対する。
 ベトナムは台湾と、いかなる公式関係も発展させない」
との内容を改めて盛り込んだ。

★.フィリピンのドゥテルテ大統領も「一帯一路国際サミット」に出席。
 15日に習近平国家主席と会談した際には南シナ海の問題を平和的な対話を通じて適切に処理するとの考えを示した。
 またドゥテルテ大統領は同会談で、中国からインフラ建設のため5億元(約80億円)の大型開発援助を取り付けた。
 また18日には、貴州省貴陽市で開催された中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国高官による会議が「南シナ海行動規範」の枠組みを制定することで合意した。

 中国とASEANは2002年「南シナ海行動宣言」を取り決め、南シナ海の領有権や各種権益を巡る対立のエスカレートを防止するために、航行や飛行の自由を認め、無人の島や岩礁などに居住したり建設作業を行わないことを申し合わせた。

 しかし同「宣言」は拘束力を持たず、中国やベトナム、フィリピンは相手国の動きを「宣言に違反する」と非難しつつ自らは埋め立てや駐屯する軍の増員を進めた。



Record china配信日時:2017年5月21日(日) 11時20分
http://www.recordchina.co.jp/b178819-s0-c10.html

フィリピン最高裁判事、国連への提訴要求
=中国主席の「南シナ海で石油採掘なら戦争」警告めぐり―米メディア

 2017年5月20日、フィリピンのアントニオ・カルピオ最高裁判事は、フィリピン政府に対し、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席による「戦争」警告を国連に提訴すべきだと訴えた。
 米自由アジア放送(RFA)の中国語ニュースサイトが伝えた。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、北京で15日に行われた中比首脳会談で、フィリピンが南シナ海で石油採掘を行う考えがあると明らかにしたところ、習主席から「もし強行するなら戦争になるだろう」と警告を受けたと発言していた。

 こういうのは言った言わないの話になる。
 真実は闇の中だが、それを公表することによって誰が利して、誰が損をするかということである。


Record china配信日時:2017年5月22日(月) 13時40分
http://www.recordchina.co.jp/b178177-s0-c10.html

南シナ海で資源採掘すれば戦争、
習近平国家主席がフィリピンに警告―米メディア

  2017年5月20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、フィリピンが海底油田を採掘するならば戦争になると中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が警告したという。 

 フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、習近平国家主席とのやりとりを明かした。
 ドゥテルテ大統領が「南シナ海の天然資源を採掘するつもりだ」と発言したところ、習主席は
 「われわれは友人であり、争いは望まない。友好関係の継続を望む。
 ただしこの問題を強引に進めるならば戦争になる」
と応じたという。 

 このやりとりがいつのものだったかについて、ドゥテルテ大統領は明かしていない。
 記事は対中外交が弱腰すぎるとの批判を封じるための発言ではないかと推測している。
 専門家はやりとりを明かしたドゥテルテ大統領の発言は中国政府を怒らせる可能性が高いと指摘した。 

 皮肉なことに19日には中国とフィリピンの南シナ海問題に関する協議が開催されている。
 「両国が受け入れられる方法」での問題解決で合意している。




●ロイター 南シナ海でぶつかるベトナムと中国



Record china配信日時:2017年5月22日(月) 16時30分
http://www.recordchina.co.jp/b178190-s0-c10.html

対中関係改善を急ぐベトナムとフィリピン、
南シナ海情勢に異変あり―米華字メディア

 2017年5月20日、米華字メディア・多維新聞によると、ベトナムとフィリピンが対中関係改善を急いでいる。

 フィリピンの提訴による国際仲裁裁判所の南シナ海に関する判決が下されたのは昨年7月の話だ。
 フィリピンだけではなく、ベトナムも南シナ海をめぐって中国と激しく対立していた。
 ところが1年が過ぎた今、光景は大きく変化している。
 今月11日から15日にかけてベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席が中国を訪問した。
 19日には南シナ海問題に関する中国とフィリピンの協議が開催された。
 両国は態度を一転、対中関係改善を急いでいる。

 南シナ海情勢の変化には大きく二つの要因がある。
 第一に米国の変化だ。トランプ大統領は中東と北朝鮮問題を優先課題に位置づけており、南シナ海問題の重要度が下がっている。
 トランプ政権にとっては中国との友好関係保持が課題という点も大きい。
 また、ベトナム、フィリピンにとっても対中関係改善によって中国の投資を呼び込みたいという願いがある。

 中国にとってもベトナム、フィリピンとの関係改善は南シナ海問題の沈静化につながるだけに歓迎すべき事態だ。
 かくして1年前と比べて情勢は大きな転機を迎えている。




人民網日本語版配信日時:2017年5月22日(月) 19時50分
http://www.recordchina.co.jp/b178895-s10-c10.html

中国・ミャンマー海軍が初の共同訓練―中国メディア

 中国海軍遠洋航行訪問艦隊は21日、ミャンマー友好訪問を滞りなく終えた。
 訪問期間、両国海軍の将兵は見学交流、サッカー親善試合などを行うと共に、初の海上共同訓練を行った。 

 沈浩指揮官によると、双方は通信指揮、編隊動作、合同捜索・救難などの艦艇訓練の実施及び戦争以外の軍事作戦(MOOTW)における有益なノウハウを互いに参考にし、両国艦艇の連携能力を一層高め、相互信頼・協力を強化した。 

 ミャンマー海軍参謀長は
 「中国海軍艦隊の今回の訪問は両国にとって大変重要だ。
 両国の伝統的親善を深めるだけでなく、理解を深め、協力を促進し、両国間の協同性を強化し、地域の安全・安定維持にプラスだ」
と表明した。



Record china配信日時:2017年7月3日(月) 9時10分
http://www.recordchina.co.jp/b180376-s0-c20.html

中国に代わって世界の工場に?
労働コストの安い6カ国
=中国ネットは「中国の給料もたいして高くない」の声

 2017年6月30日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国に代わって世界の工場となり得る労働コストの安い6カ国について紹介する記事を掲載した。

 記事が伝えた労働コストの安い6カ国の1つが
★.インドだ。
 人口12億人で、経済発展が遅れており、平均年収が1877ドル(約20万円)で、中国と大きな開きがあるため、徐々にインドが世界の工場に代わるだろうとした。

★.2カ国目はカンボジアだ。
 人口1500万人以上で工業基礎が弱く、平均年収は7000元(約11万2000円)に満たない。

★.3カ国目はベトナム。
 経済的に遅れており、平均年収は8000元(約12万8000円)に届かず、国のGDPも1862億ドル(約20兆円)ほどだという。

★.4カ国目はフィリピンだ。
 人口9000万人で、平均年収は3000ドル(約33万6000円)前後だと伝えた。

★.5カ国目はインドネシア。
 2億人を超える人口で、多くの国の注目を集めており、労働コストは1時間当たり8元から9元(約128円から144円)ほどだという。

★.そして、6カ国目はタイだ。
 労働集約型産業が多くあり、平均年収は4000ドル(44万7000円)前後だと伝えた。

 これに対し、中国のネットユーザーから
 「中国の給料もたいして高くないのですが」、
 「おいおい、俺の月給は1800元(約2万9000円)にすぎないぞ」、
 「中国でもほとんどの地域が時給10元(約16円)前後だろ」
など、中国の給料も決して高くはないとのコメントが多く寄せられた。

 また、
 「これらの国は給料が低いが、不動産も物価も医療費も教育費も安い。
比べようがないだろ」、
 「中国の劣勢は労働コストではなく、税収、エネルギー、土地、物流などの総合的な面だ」
との意見もあり、多くのネットユーザーが現状に不満を抱いていることが見て取れる。





【2017年 大きな予感:世界はどう変わるか】







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